スト続きのイギリス。BA、鉄道、ガス(!?)
愛社心より、自分の権利~♪
ま、忠誠を尽くしたって切られる時は切られるんだから、主張しとかなきゃ損て感じ?
今朝も会社の送迎バスを待ちながら、ハットンクロス駅で頭上をかすめるように飛ぶBA機を眺めてました。
ちなみに、2月に組合が「今春のストを可決した」と発表した後に航空券を買った人には、旅行保険がおりないんだそうです。保険会社の言い分:近日ストが決行されると公表された後に買った人は、自分でリスクを負ったワケですからね~。
・・・そういう人は、BAの弁償や代替便の手配を頼るしかないみたい。でも、スト可決が報道される前に航空券を買った人には、旅行保険は適用されるらしいです。まあ、とにかく当日にフライトインフォメーションをよ~く確認してから空港に行った方がいいです。
(今日の帰り、ターミナル5のエレベーター前で見かけたBAの人達。↓ 彼女達もストに参加するのかなぁ?)
私は地下鉄とバスだけなので、今のところは無事ですが・・・この調子じゃ、きっとその内に地下鉄もやりそうですねえ。
びっくりしたのは、ブリティッシュ・ガスもストをするとかいう話を同僚から聞いたんだけど。ガス会社のストって、どゆこと?
まさか、ガスを止めるのかい?
と思ってニュースをチェックしたら、エンジニアのストでした。だからボイラーが故障しても調理コンロが壊れても、ストに参加した8割強の当ガス会社所属のエンジニアは出動しません。
緊急の場合は、民間のボイラー修理工とか呼ぶ事になるんでしょうね。ブリティッシュ・ガス以外のガス会社とガス使用契約をしている人達(←私んちも)は関係ないけど。。。
日本からイギリスに移り住んだ当初はストに慣れてなかったので、いちいち驚いてたのも今は昔。最近は、どの業種どの企業がストをやってても、「またか~。何日か不便だな」くらいの、軽~いショックしか受けなくなっちゃいましたよ。
郷に入っては、、、人間、ある程度は慣れるもんです。
日本に里帰りすると、「24時間、365日稼動している!スゴイっ!」と感嘆しちゃう半面・・・それは、つまり労働者が雇用者に対して権利や要求を主張できない社会なんだっていう事に、改めて気付いてしまうワケです。
じゃ、私はイギリスで会社員やってるから楽だろうって?いやいや、アハハハ・・・(笑)
社内に組合のない零細企業です。
地下鉄や公務員のストで被害を被ることはあっても、自分はストできるような会社に勤めてないって、、、何だか日本に住む人々より損してると思うのは、気のせいでしょうか???
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