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The Meat & Wine Co.ご招待ディナー

前回の最悪だったサービスについて友達が強い抗議をした結果、無料ディナーをオファーされた私たち・・・。遂に水曜日、またこのお店にやってまいりました!

シェフェーズ・ブッシュの総合ショッピングセンター「ウェストフィールド」のレストラン街にある、
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ザ・ミート&ワイン・カンパニー!

厳選ビーフの上質なステーキが売り物の、「ガウチョ」みたいなタイプのお店です。ガウチョは南米のお肉が売り物だけど、この南アフリカからやってきたレストランはその辺が少し違います。

とにかく今度こそは、ちゃんとした食事が出来るよう期待しましょう~♪
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壁のように天井まで届くガラスケースには、ワインの空き瓶がずらーーーっと並んでいます。
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これは、アレに似ている・・・。同じくウェストフィールド内に店舗がある洋服屋さん「オール・セインツ」の、数百台の骨董ミシン★ 

ミシン壁もワインボトル壁も、つくづく英国には大地震がないという前提があるから実現したデザインだと思います!じゃなかったら、危なすぎる・・・。

「何でも好きなものをタップリ召し上がって下さい!」という経営者側の寛大なお言葉をいただいたので、いつもより熱心にメニューを読んで。笑 ではゴージャス3コースディナーの、始まり始まり~♪

友達は、「本日のスープ」を前菜にしました。ブロッコリーのクリーミーなスープで美味しそうだったけど、
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アーバンでモダンでアダルトォ~な暗い照明のため、色がよくわかんないのが残念~。これに、小ぶりのパンが付いてました。

私のスターターはカラマリ、つまるところイカフライだす。
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キュウリやレモンとの比較で判るとおり小ぶりなサイズのイカフライが、5個。味付けはまあまあだけど、イカがちょっと固いなぁ、、、揚げる時間が長すぎたのか、元々そんな素材だったのか?

タダ食いしてる身分のくせに、点が辛すぎるって?だってねー、このイカフライ・・・

£7.50もするんですよ~!!!

そんな料金を払って食べたいイカフライでは決してない、というのが正直な感想。

う~ん、前菜はどうって事なかったけど・・・メインのステーキに期待しましょう!2年前にここへ来た時は、ステーキむっちゃ旨かった記憶があるもの!!!肉だ肉だ!

ご招待を獲得したガッツある友人は、本っ当にツユほどの遠慮もしてなかったですよ~。アメリカ産のお肉、USAアンガス牛のランプ・ステーキ400グラム!!!!!
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どっかーん・・・大きくて分厚すぎて、形が丸っこかったせいもあって、巨大ハンバーグみたいに見えますね~。しかも、これ全部食べ終えてたんだから凄ーい。

私は、英国レスター州産のブランド肉ランプ・ステーキにしました!
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これでも300グラムはある、大~きなお肉。炭焼きステーキの付け合せにはチップスが付いてくるのを、さつま芋のローストに替えてもらって・・・グリーン・ペパコーン・ソースを添えて・・・。

いっただきま~す♪
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おお・・・パーフェクトなピンクの焼き具合・・・って、これも暗くて色が判らないね。でも、お肉は極上の旨さでした。肉そのものの質や熟成にもこだわっているらしいけど、焼き具合もパーフェクト☆

やっぱここのステーキは、マジおいしいわ~。前菜の質と給仕スタッフの仕事には、やや問題があると思うけど・・・メインの売り物であるステーキは、かなりお勧めです!

いっそのこと、「ウチは前菜やってません」ってせいぜいオリーヴかナッツくらいだけ出して、セルフ・サービスにしたら良いかも~。(だって正直言っちゃうと、この日も付け合せ野菜のオーダーに間違いがあったんです、、、でももう文句言う気が失せてしまった。タダだからも~いいやって、おとなしく沈黙を守りました)

そういえば、私たちが食べたUSA産や英国産だけでなく、なんとナミビア産ビーフもありました!さすが南アフリカからやって来たレストランですねー。牛肉以外ではラム・チキン・ポーク・シーフードの他に、カンガルーとワニとスプリングボク(南アフリカにいるガゼルの一種)もあった。。。
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南アのラグビー・チームのシンボルにもなってる、スプリングボク。って旨いのか、コレ??まあ、鹿みたいな動物だから・・・イギリスでも鹿肉は食べるし、似たような味なんだろねー。

は~っ・・・美味しい大きいステーキ、充分に堪能させていただきました。ご馳走様でしたー。

デザートも勧められたので、「むふふふ・・・せっかくだから、では・・・」と、5種類のプチ・デザート盛り合わせなんか頼んでみました。
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一口サイズのショコラ・フォンダンは、中に入っているチョコレート・ソースが濃厚でデンジャラスな一品。その向こうに見える三角のはマルヴァ・プディングというネルソン・マンデラさんの大好物で、アプリコット・ジャムを焼きこんだスポンジケーキ☆
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マンゴーのシャーベット。平たいのは、ベイリーズというクリーム・リキュール風味のクレーム・ブリュレ。両方とも、合格点のお味でした。

それに、写ってないけどミニミニ・チョコサンデーもあった・・・とはいえ、さすがに2人ともお腹が苦しくなってきてギブアップ!

ご馳走さま、美味しかったです・・・特にステーキは感激もんでした。次回ここに来たら、前菜もデザートも要らないから、ステーキだけに集中したいと思います。無料でいいとはいえ、チップの£10札をテーブルに置いて、その晩のフロア・マネージャーらしき女性にお礼を言ってお店を出ました。

こんな内容だった、私たちのディナー・・・本来どんなお勘定となるか、ちょっと興味ありませんか~?はい、私も実に興味がありましたので、計算してみたんですよ!

スープ            £5.50
イカフライ          £7.50
USAリブアイ・ステーキ £36.00
英国リブアイ・ステーキ  £24.00
ペパコーン・ソース     £2.00
ベアネーズ・ソース     £2.00
ミックス野菜付け合せ   £4.00
ローストさつま芋      £4.00
5種のデザート盛合わせ £12.00
赤ワイングラス一杯    £9.50
ビール            £5.00
カプチーノ          £5.00

実は、最後のビールとカプチーノは、メニューの数字うろ覚え・・・大体そんなもんだった気がするけど、そんなに違わないはず。赤ワインは一杯だけ飲みたかったので、お高めなコートデュローヌにしました。で、合計£116.50。それにサービス料12.5%が加算されまして、

£131.06でございますお客様。

お支払いはカードになさいますか、それともキャッシュで?

・・・うへー、高いんだねー。汗 そもそも前回ここで注文して、食べれず怒って帰ったとき・・・私たちが頼んだのは、お安めハンバーガー£12.50だったんだけどねー!爆
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そのうち折を見て、買い物のついでにでも・・・ちゃんとハンバーガーを食べに、ここへ来なくちゃ。それに、もっとご馳走の日にはステーキだけ食べたいなぁ。

今回もちょっとアレだった、給仕スタッフの注文ミスや手際にやや懸念が残るので・・・複雑な注文はせずに、一品のみオーダーするのが安全かなぁ?というのが、私の結論です!


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by londepa | 2011-02-25 10:45 | 美食+B級ぐるめ | Comments(5)
Commented by かえで at 2011-02-25 20:53 x
ステーキが食べたくなったら是非行ってみます。(前菜はやめておきます) そのお店もこちらで宣伝してもらったんだから、お2人の食事代くらい安いもんですよね。

このお話を聞いて、昔日本人の友人4人でチェルシーのレストランにサンデーローストを食べにいった時のことを思い出しました。けっこうポッシュな店だったので、着飾ってはりきって行ったんですが、なんと私のビーフちゃんの横に立派な大きい蠅ちゃんが一緒に焼かれて横たわっていたのです!!!
Commented by かえで at 2011-02-25 20:54 x
(続き)長すぎましたごめんなさい。でもせっかく書いたので呼んでくださーい。

もちろんマネージャーを呼びましたが、あっそ、じゃあまた新しいのもってくるね、みたいな対応だったんです。蠅くらいじゃ死なないよとも言われました。その時は、せっかくの食事も楽しくなくなりデザートも食べず帰りましたが、私にもガッツある友人がいて、そのレストランのオーナーと某有名レストラン評論家およびタイムアウト(また出た!)の3件に、ことのいきさつを細かく書いて送ったのです。しばらくして、londepaさんたちと同じように「もう一度我々にチャンスを、、、」のご招待がきました。何人でもオッケーと言われたので、その時たまたま来英していたその友人の兄夫婦も一緒に総勢5人で食べに言きました(それもすごいけど)。もちろんガッツある友人はいちばん高いものを注文していました。(笑)
Commented by グリュッツィゆうな  at 2011-02-25 21:18 x
こんにちは~。
リベンジ?!できてよかったですね~。約£130分がタダになれば、この前のありえない接客も「とりあえず良しとするかあ」ってなりますね。でも、あのカラマリは高い…^^;東京もそうだけど、ロンドンも外食は高いですよね。
Commented by londepa at 2011-02-26 11:08
かえでさんのハエ事件も、かなり凄いです~!しかも「ハエくらいじゃ死または東洋女性は怒らないって思い込んでいたのか、、、。

でもまあ、私も怒りや不満を表現するのは苦手ですね。何となく穏便に済ませてしまう気がします。

イギリス人みたいに冷静に文句や皮肉を言えない・・・言おうとすると感情的になっちゃって、論理的に辛辣なこと言うクールさを失うみたいな。

上手にクレームしつつも「ヒステリー女」と受け取られず、しかも相手に大きなダメージを与えるのって、難しいですよね~。
Commented by londepa at 2011-02-26 11:19
サンキューゆうなさん!本当に、こうなるとリベンジだったかも・・・。あれでもしワインをボトルで開けてたら、更にすごい金額になってたと思いますよ~。

東京の外食料金は、ロンドンほど高くないと思うけど・・・でもポーションは英国の半分くらいの量だから、100グラムあたりXX円みたいに計算したら超~高いのかも!?

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お気楽ごくらく♪ロンドン&カントリーサイド半々の暮らしぶりを綴ります。


by londepa
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