バース旅行(5)Aちゃん、発情カモに襲われる
去年の春、X君とチェダーやブリストルに行った時、バースにはドライブの途中でちょこっと寄っただけ・・・。だから、今回はじっくり隅々まで見てみるつもり!
平日の朝、というせいもあって・・・
犬の散歩、ジョギング、賑やか家族連れ・・・のいない公園なんて、久しぶりです。週末やハイ・シーズンはもっと混んでいるようですが、この朝は2人っきりでしばらく貸切状態でした。
エイボン川にも面していて、清涼な景色を満喫できます。気持ちいいね~、素敵な公園だね~♪って2人で話し合っていたら・・・あちらの方から、
「おはようございまぁす」
「オッス!おはよ!」
と、どんどん近付いてくる3羽の鳥。バース観光局にお勤めかと思うくらい、観光客慣れしているのか・・・どこまで近付いてくるんだろ?と、じっと待っていたら、
どうも、白い女子を2羽の男子が追いかけているみたいです。
「あなたは、白鳥麗子さんですね!?」
「クワッ♪」
人懐こいけど、かといって餌くれくれと媚びるでもなし、可愛いもんだね~。しかし、その時・・・!
「グワッグワッグワァ~ッ!」
「ひいぃぃぃぃーーーっ!!!」
不気味な鳴き声と悲鳴が、同時に!ふり返ると、Aちゃんの顔面に茶色のカモが正面衝突スレスレのニアミスで、飛び去っていく瞬間でした。
「しぇ~っ!い、いったい何事?大丈夫Aちゃん?!!!」
「あ~、怖かったぁ、、、口あけた鴨が顔めがけて飛んできた!噛まれると思った~」
「そ・・・それは、確かに怖い・・・」
先ほどのが白鳥麗子さんならば、こちらは気性の激しいカルメンの風情を湛えています。頭に赤いバラなんかさしたら、似合いそう。
カモたち、繁殖期なんでしょうか。春だもんね、恋の季節・・・というには、あんまりロマンチックには見えないけど。
「アンタなんか嫌いよ。アタシ三高しか相手にしないの。カス、クズ、あっち行って!」と何度も追っ払いながらも、他の男子を制して最後まで追ってくるガッツと体力のある遺伝子を残すための、過酷な恋のレースなのでしょうねぇ。。。
普段の私なら、しげしげと彫像に彫ってある名前やら意味やらを読むところですが、先ほどの鴨ショックのせいか、読むの忘れちゃって意味不明の像。でも、豚がかわいいねー。
私の母が飼っていた犬も、つい最近・・・母が足の手術で一ヶ月ほど入院している間に、亡くなってしまいました。野良の仔犬を拾って飼うようになって16年間。母たちに可愛がられて、幸せな一生を終えた長寿犬でした。
毎日走り回った畑の隅で、今は永眠しているそうです。周りに四季の花を沢山植えて、一年中ずっと花に囲まれていられるようにした、と母が言っていました。野良犬だった彼にとって、とても素敵な安息の場所だと思います。
青い空。
きらきら輝くエイボン川の水面。
色とりどりの、春の花。
生きているって、素晴らしいなぁ・・・!
がんばれ、鴨。
★★★イギリスの日本人コミュニティ、皆さんが頑張って地震・津波被災地の支援イベント・募金活動をしています♪ 現在、オンライン・ジャーニーのウエブサイトHOMEが、それら支援活動の告知板に公開されてます。 こちらをご覧下さい♪★★★
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「わぁ、沢山の方が読んでくれているんだ…」
って実感してとても嬉しく、私の元気の素になってます♪
また記事UP楽しみにしています
もろ健康ランドで楽しく、寛げました~。近くにあったら、毎月一度は通いたいくらいキモチよかったです。ランチとマッサージ付きで£35なんて、絶対ロンドンじゃ不可能なお値段だし!
お家にマンダリン・ダックが毎日・・・鹿もリスも来るんでしたよね?メルヘンで素敵♪
もしかしたら、私はまだ一度も野生で見たことのない、バジャー(白黒のアナグマ)も来るのでしょうか!?
ウチの近所は、最近キツネくらいです。昔は針をつんつん尖らせたヘジホグも、時々見たのに・・・今ではすっかり見なくなって淋しいんですよ~。