ブダペスト(2)リスト記念館のお掃除スリッパ?
ロンドンから2時間飛んだだけなのに、この快晴ぶりってどーよ?この日以降、日中の最高気温は毎日30℃前後の夏日続きだったんです。
じゃあ、バリバリ観光するために・・・まずは朝食いくよ!
明るいビタミン・カラーの朝食ルームで、食欲増進?ビュッフェでは、ついつい沢山盛っちゃいますが。。。
一日中観光で歩き回るから、沢山食べたって大丈夫だよね!と自分に言い訳。^^
スクランブルド・エッグ、ベーコン、ズッキーニとマッシュルームの炒め野菜、トースト、サラダ。
Fちゃんは「この炒め野菜、ズッキーニの火の通し方が微妙~に固くてイマイチかもー」って言ってたけど、私は炒めたのは歯応えある半生が好き。翌日も翌々日もコレを好んで食べました♪ 一方Fちゃんは、フレンチトーストがお気に入りだったみたい。
そして、満腹ブレックファースト終了☆
部屋に戻る前に、ロビーでFちゃんが先端機器(=iフォンとネットブック)を駆使してメールチェック。依然として石器時代の携帯電話と友達からお古をもらったラップトップしか持ってない私は、ちょっとジェラシー。いつかは欲しいぞ。
朝は涼しいかな?と思ったけど、よーけ晴れてるもんだから気温がどんどん上がる中、まずは街中へ。大陸は路面電車が活躍してる国が多いけど、ここも然り。
ところで、ここら辺はドナウ川の東岸でペストという地域です。西岸はブダとオーブダがあります。
豚と大豚!マジで~?!
と聞き間違えそうだけど、まあマジなんだってこれが。ブダ、オーブダ、ペストの三つが統合されてブダペストになったのは、1873年だそうです。知らなかったわぁ~。
それどころか、これから何処へ行くかハッキリ言って余り考えてなかったんです。とにかく最初は、中心地と思しき辺りをウロウロ歩いてみようかねぇ、くらいの気持ち。
事前にちょこっとインターネットでブダペスト観光とウィーン観光の名所案内をサクッと見てみたんだけど、何か実感が湧かなくてねー。そういう写真で見ると、主要な王宮やら教会やら美術館ってのは何故どの国も同じに見えちゃうんだろう???
そんな訳で予習は途中放棄してたから、ぶっつけ本番で観光!日本からFちゃんが持ってきたガイドブックを、現地到着2日目でやっと拾い読みし始めながら歩きました。
わぁ・・・いきなりユダヤ教のシナゴーグがそびえ建ってて驚き!何とここ、欧州で一番大きいシナゴーグらしいです。
ユダヤ教はキリスト教とイスラム教の元だけあって、その二大宗教にも引き継がれた美術センスを感じますねー。ユダヤ教を東方・中近東に適合させたのがイスラム教で、西洋に合わせていったのがキリスト教なんだねぇ。。。
この地域は昔ゲットー(ユダヤ人居住区)だったので、今でもユダヤ系の住民が多いそうです。こんな大きなシナゴーグは英国で見たことないから、ちょっと感動!
それからメインストリートのアンドラーシ通りを、ずんずん歩いて行って・・・。高級ブランド店が並んでて、ブダペスト的には銀座か新宿かなぁ~と思ってたら、ショーウィンドウひとつ分を占める、こんな大物を発見。
右のほっぺたにも蝶々がとまってる、黒地に花と蝶々模様のゴージャス系ライオン!ハンガリーが世界に誇る陶器メーカー、ヘレンドのショップでした。
美しい食器セットに、しばしうっとり・・・。しかし、あのライオン。あんな大きい焼き物って、どんな窯で焼いたんだろ?!
やがて、国立オペラ劇場にやって来ました。私たちの滞在中にオペラの良い出し物がないかなぁ?ってBOXオフィスに入ってみたけど、どーもピンと来ないので即・退出。
でも、この像を見て思い出しました!
「ねえねえFちゃん!フランツ・リスト記念館に行きたいよ~」
先ほどパラパラ斜め読みしたガイドブックに、リストが最期の五年間を過ごした家の一部が公開されているってあったんです。そこに行ってみたい!!!
若い頃のリストは美形スター並みだったらしく、多くの女性ファンが彼のピアノ演奏で失神したとまで言われてるんだって。確かに青年期の肖像画は、何となくアイドルちっくなのが多い♪
はい、こちらが入場券でございます。入場だけなら900フォリント(約330円)、写真撮影券は1100フォリント(約410円)。合計2000フォリント(約740円)をお支払いしました~。安い安い。こんなに安ければ無料でも同じじゃない?ってくらい安いです。
いざ、入館!
と思ったら、入口で・・・「靴カバーを履きなさい」と係員のご指導がありました。床や絨毯を傷付けないためでしょう。はい、履きますよ喜んで・・・。
こんなんですけどー。こ、これは、、、、横着なヒトが「家事をしながらラクラクお掃除♪」って使う、お掃除スリッパそっくりでは、、、。汗
同時に、これを履くと滑りそうで怖いから、ゆっくり摺り足で歩むことになります。だからうっかり急ぎ足で転んで大切な展示品を破損される危険がなく、ついでに床磨きも入館者がやって一石二鳥?!
しかも公開されているリストのお部屋は、ここから階段上がって2階。う~む、すっごく歩きづらいんですけど。自分で自分の足カバーを踏まないよう、ついガニ股になっちゃうんですけど。
リストの華麗なピアノ曲とは裏腹に、あんまり華麗じゃないガニマタ女2人は・・・そうしてゆっくり階段を昇っていきました!
★★★イギリスの日本人コミュニティ、皆さんが頑張って地震・津波被災地の支援イベント・募金活動をしています♪ 下記のリンクに、それら支援活動の告知板があります。オンライン・ジャーニー
英国ニュースダイジェスト
ジャパン・アップデート
私も出来るだけ参加してるので、偶然お会いしちゃうかも?!★★★
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「わぁ、沢山の方が読んでくれているんだ…」
って実感してとても嬉しく、私の元気の素になってます♪