うっとり・・・♪ 華麗にワルツを踊る馬
最寄り駅のウェンブリー・パークを出て・・・スタジアムに掛かるアーチに向かって歩いて・・・でも、その隣りにあるウェンブリー・アリーナの方に入りました。
ここで行われた、ウィーンのスペイン乗馬学校による古典馬術ショーを観るためです!先月、週刊ジャーニーの漢字クイズ賞品でチケット2枚を頂いちゃいまして。
Aちゃんを誘ったらピンと来ないらしくて辞退したので、X君をお誘いしたら二つ返事でお供してくれました。彼はこの馬術学校について少し予備知識があったみたいで、貴重な体験だって喜んでくれました。
チケットが無料だったので、彼がご馳走を奢ってくれましたよー☆
ホットドッグと、ステラ・アートワのビール!開演前の短い時間に、わくわく気分で食べたから・・・ホットドッグとビールも立派に美味しいご馳走!
会場に入って着席すると、こんなステージが広がっていました。一面に砂が敷き詰めてあります。
ローマの遺跡・コロシアム(円形劇場)で学んだことを、とっさに思い出しましたねぇ。。。「アリーナは、ラテン語で砂という意味なんだよ」ってガイドさんが言ってたんですー(その時の様子は、この過去ログでどうぞ・・・)。
つまり、ウェンブリー・アリーナに砂(アリーナ)というのは、古代ローマ人もご推奨って事です。でも今回の砂はお馬さんたちの足を守るためであって、古代ローマ人のように血や残骸をお掃除しやすくする目的じゃないけどね。^^
はい、こちらが主役。リピッツァー種の白馬8頭と騎手さんたちです。
乗馬なんかやった事のない私とX君にも、この整然と統制された行進やゆっくりと舞うようにステップを踏むことが、どれくらい難しいことなのか想像できました。ほんと、優雅の一言・・・・。
リピッツァー種というのはスペイン原産の馬らしいけど、この馬術学校はウィーンで450年も前から続いているんだって・・・。もう伝統芸能の領域だよねぇ。モーツァルトのワルツに合わせて白馬たちが踊るように演技する様子は、まるでバレリーナを見ているようでした。
私はタイミングも写真テクも駄目なんで自分では撮れなかったから、上の馬術学校やウィーン観光局のホームページから写真をお借りしますが、こんな大技も何度もご披露してくれました。マジで垂直に飛ぶんですよー。
更に↓こちらの飛び方はパ・ドゥ・ドゥと呼ばれていて、正にバレエと同じですね。
こうやって飛ぶとき、馬が後ろ両足の蹄を「カチッ」と鳴らす音が聞こえるんです!!!カスタネットみたいにっ!!!やっぱりダンサーと呼ぶのに相応しいお馬さんたちなんです・・・ね、凄いでしょ~。
観客の殆どは乗馬の経験がある人たちのようで、私とX君にはその難しさが分らないような小技でも、「おお~っ・・・」と歓声をあげて溜息と拍手!色んな意味で、とても特殊なショーだったと思います。
終わってからX君が、「今夜のお客さんたちは、フィリップとフィリッパばっかりだなー」と言って意味深に笑うのでその理由を聞いたら、
「フィリップという名前は、古代ギリシャ・マケドニア王の名前フィリポスが由来で・・・Philosが‘友’、Hipposが‘馬’。つまり馬の友人という意味なんだよ~」
って解説。はい、本日のギリシャ語ワンポイント・レッスンでした。余り役に立ちそうにないけど、トリビアとして憶えておきましょう(?)。
なかなか観るチャンスのない貴重なショーを体験できて、とても面白かったです。終わったのが10時半くらい、帰宅したら11時半になってたけど・・・金曜だったのでラッキー☆
アーチの掛かったウェンブリー・スタジアムの方は、来年のロンドン五輪でもフットボールの競技場として活躍します。
64年ぶりに、ロンドンで開催されるオリンピック。日本のサッカー・チームも、ここで競技できるよう・・・大いに期待しましょうねっ!!!
★★★イギリスの日本人コミュニティ、皆さんが頑張って地震・津波被災地の支援イベント・募金活動をしています♪ 下記のリンクに、それら支援活動の告知板があります。オンライン・ジャーニー
英国ニュースダイジェスト
ジャパン・アップデート
私も出来るだけ参加してるので、偶然お会いしちゃうかも?!★★★
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「わぁ、沢山の方が読んでくれているんだ…」
って実感してとても嬉しく、私の元気の素になってます♪
風邪の病み上がりなのに、ハードワークなんですね。頑張りすぎてお身体を壊さないよう、気をつけてください。経済よりも健康が一番大切です。
私も生活苦で喘いでますし、将来の展望に暗澹としながらの会社員生活ですが・・・。かえって、だからこそ余暇や好きなことを満喫したい気持ちが強いような。
元気な時はがんばって働いて、でも限界までご自分を追い込まないようにして下さいね!