ケイト妃も涙した・・・「戦火の馬」!
これで用意はバッチリ万端!だって今日は、遂に・・・スティーヴン・スピルバーグ監督の映画「戦火の馬」を観に来たんだもの~。
もう~予告編を見ただけで、「こっ・・・これは泣ける!涙腺ダダ漏れ間違いなしっ!!」って確信していたんです。場所は近場で安上がり、ハロウのVUEシネマ。
アメリカではクリスマスに公開だったけど、UKでは1月13日からでした。日本での公開は3月かららしいので、細部には触れないでおきますねー。
概略は、デヴォンの田舎の貧しい農家の息子アルバートと、彼が愛情を込めて育てた愛馬ジョーイーの物語。でも彼らは、貧しさと戦争(第一次世界大戦)のため離れ離れになってしまい・・・ジョーイは軍馬となって激戦地フランスへ。一方、アルバートはジョーイーとの再会を心に誓って、年齢を偽って兵士となり・・・・。
原作はマイケル・モーパーゴ作の児童向け文学。だからちょっとあり得ない偶然や幸運が次々と重なってたりして、辛口の映画評論家は「戦争映画としては甘くて感傷的でイマイチ」って評価も散見されるけど、そんなの承知の上で見たかったんです!
原題は'WAR HORSE'、舞台化されて2007年からロンドンのウエストエンドで上演されていて・・・その舞台劇を見たスピルバーグ監督が「涙でぐしょ濡れになったよ」と言ったほど感動してしまい、映画化を決めたんだそうです。
ロンドンではUK公開の1週間前に行われた、プレミア試写会では・・・
ウィリアム王子&ケイト妃が登場して、大きな話題になりました。あいにくの小雨で、相合傘でレッド・カーペットへ!(上の写真は、メイル・オンラインの記事より拝借)
それにしてもケイト妃、本当にレースがお好きなんですね~。ウェディング・ドレスの白いレースも素敵だったけど、この日はシックな黒レース★
そして、このロイヤル・プレミアの後にスピルバーグ監督が、こんな事を取材記者に言ってました。
「王子ご夫妻は、私と妻の隣りに座っていらしてね・・・。妻がティッシュを出したなーと思ったら、それが私の顔を横切ってケイト妃に手渡されたんだ。え?彼女の泣き顔を見たかって?いや~、そんな失礼な事できないから見ませんでしたがね、ははは・・・・」
って、とっても自慢気なのが面白かったです。ってゆーか、そう言ってるけど絶対に見ただろ!人間観察が商売のスピルバーグさんだものー。その眼鏡のレンズの角っこから、横目でチラッと美しい妃の泣き顔を見たに違いないよね・・・!と私は確信しておりますが。^^
また別の取材でスピルバーグ監督は、「これは戦争映画ではなく、‘希望’がテーマなんだ」って言ってました。これには私も大いに共感です!
愛、勇気、希望・・・それらを信じて、強く生きていこう!ってメッセージが、この映画の素晴らしいところ。だから、児童文学の出来すぎストーリーだの感傷的で甘ったるいだのの批判は、全然カンケーなく感動できました。
こういう映画を見るといつも思い出しちゃうのが、これ。
ロンドンのパーク・レーンにある、戦没した動物たちの慰霊碑です。「戦火の馬」の舞台にもなった第一次世界大戦というのは、数多くの動物たちが兵士と共に闘って、、、そして斃れていったんですね。(詳しくは、こちらの過去ログを・・・)
こちらの絵画も、その当時の様子を描いたもの。フレッド・マタニア作、'GOOD BYE, OLD MAN' 苦難を共にして闘ってきた愛馬が、息を引き取る瞬間・・・・兵士の表情が何ともいえず切ない絵です。
この絵を見ただけで涙ぐみそうになってしまった、貴方!「戦火の馬」には大量のティッシュ必携ですよー。でも最後に「希望」で救われるから、観賞後はとても充実感に満たされるの・・・。
素直に感動の涙を流して、心のデトックスをしたい!って思う方に、イチオシでお勧めの映画です☆
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英国ニュースダイジェスト
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私も出来るだけ参加してるので、偶然お会いしちゃうかも?!★★★
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