プラハ(1) 牛肉に蒸しパン&ジャム!@@
現地語ではムハと発音するのが正しいようだけど、私は日本人なのでミュシャの方がピンと来る感じ。美人画に草花の模様をあしらった柔らかい色彩のイラストが、今でも人気ありますよね♪
プラハへ行く前に一夜漬けで、Fちゃんが持ってきたガイドブックを読んだところ・・・チェコを代表する人物はこのミュシャと、作家のフランツ・カフカ、作曲家のスメタナとドヴォルザークみたい。
今回Fちゃんがプラハに来たかったのも、その一人スメタナの名前を冠した音楽ホールで行われたコンサートがお目当てでしたー。
山田和樹サン指揮の、プラハ交響楽団コンサート!会場のスメタナ・ホールは、この大きな市民会館の中にあって・・・。
建物の装飾美術を、アルフォンス・ミュシャなど建設当時(20世紀初頭)の有名アーティスト達が手掛けてたんですねー。
もう、外観も内装もアール・ヌーヴォー炸裂★ 壁、柱、天井、ドアや窓・・・どこを見ても素敵なデザインで、建設作業より細部の装飾のほうが大変だったのでは?!と思いました。
館内では比較的カジュアル版のカフェでも、この通りの美しさ。良い雰囲気ですよねぇ~♪
さてプラハ空港には水曜の午後2時ごろ到着した私たち。旧市街にあるホテルにチェックインしてから、その晩に観るコンサートの下見を兼ねて市民会館に来たんです。このカフェでお茶しようかな?と思ったけど混んでたので、その近所をちょこっとだけ観光。
メインの目的がコンサートだったから、ホテルも市民会館から徒歩1分・・・つまり、旧市街ど真ん中のホテルを選んだFちゃん。私が体調を崩さないよう配慮してくれたので、あまり歩かず観光できて最高でしたー!
黒っぽいゴシック建築の「火薬塔」は、何と15世紀に建てられたもの。。。 17世紀には火薬貯蔵庫として使われていたから、今でもそう呼ばれてるんだそうです。
更に2~3分歩くと、何故だか一箇所に凄い人だかり。↓
ここは旧市庁舎の前なんだけど、その人気の秘密は、、、、
大きな大きな、天文時計でした~。天体の動きと時間を表しているって事ですが、どーしても時間の見方が判らなかった科学に弱い私たち。。。笑
毎正時になると宮廷風の雅やかな音楽が奏でられて、上の小さな小窓から古いカラクリ人形が出てきます。
でも「あっ」という間にカラクリ人形は姿を消すし、仕掛けそのものも地味ぃぃ~なので、ある意味あっけにとられます。でも、それが逆にアンティークで可愛いってゆーか。^^
プラハに到着した午後は、観光っぽいのはここまで。夜のコンサートは7時半からだし、そろそろ早めの夕飯を食べなくちゃ!
でもガイドブックで見て行きたかった「レストラン・ミュシャ」は、内装工事で休業中・・・。オーナーがミュシャの息子と知り合いだったそうで、彼の絵が飾ってある事でも有名なレストランなんだけどね~。残念。
そろそろ疲れてきたし、もう夕飯にしないとホテルに戻ってコンサートへ出直す時間がなくなっちゃうし。伝統的なチェコ料理メニューがあれば何処でもOK!という事で、近くにあった庶民的なお店へ。
まずはチェコ・ビール。殆どのお店で、ピルスナーの「ウルケル」が幅を利かせてた感じです。ラガー・タイプだから日本人には飲みやすいね。
さて伝統的なチェコ料理って、一体どんなん??メニューに「伝統的」や「ボヘミア風の」っていう描写がある料理の中から、当たりをつけてみました。
Fちゃんは、「伝統的なロースト・ポーク、チェコのダンプリング&ザワークラウト添え」。ダンプリングと書いてあったのは、蒸しパンみたいなもちもち食感だけど甘くないもの、という感じ。お肉も味付けもグーだと言ってました。
そして私が頼んだのは・・・「ボヘミア風ビーフの煮込み、クリームソースとダンプリングとクランベリー添え」。牛肉もソースも、蒸しパンみたいなダンプリングも美味しかったけど、、、小皿にのってる生クリームとクランベリー・ジャムが謎!!!
ちょっとクリーム&ジャムをつけて牛肉を食べてみたけど、意味不明。パンにだけ塗ったら、クリームとジャムの菓子パンになっちゃうし・・・変だわ、何故この牛肉煮込みにコレを?!どーしても分らない・・・。
でも考えてみれば和食弁当にも、端っこに甘い煮豆なんか添えてたりする場合あるもんなぁ。「好きだから添えちゃうんだよ、クリームとジャムも。うふっ♪」と言われれば、それに文句もございません。ま~正直、かなり驚きましたけどね。
いずれにしても、遅いランチ&早いディナー兼用で空腹だったせいか、牛肉&ソースはキレイに完食!蒸しパンも半分くらいは食べたし・・・ボヘミア料理、肉食女子には向いてます。笑
この後はホテルに戻って、1時間ほど休憩。Fちゃんご推薦・山田和樹サン指揮のコンサートも、とっても楽しみです。
それでは、待望のスメタナ・ホールへ・・・LET'S GO!
★☆★ お知らせ ★☆★
そよかぜ主催 「東日本大震災チャリティー・体験お茶会」
日時:6月20日(水曜日) 11時am~
場所:ロンドン北西コリンデール近く
(NW9 以前オリエンタル・シティがあった周辺)
参加費:ミニマム£3(~上限は任意)。参加費はすべて、福島・宮城・岩手の各県にある災害対策本部へ直接、寄付されます。
江戸千家派のお茶会を体験してみませんか?ご興味ある方は下記EメールにてAkemiさんにお問い合わせ下さいねっ!
akemisoumei@hotmail.com
当日の体調次第ですが、私も取材班(?)として駆けつけるかも・・・?!
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「わぁ、沢山の方が読んでくれているんだ…」
って実感してとても嬉しく、私の元気の素になってます♪
ロンドン~プラハの飛行間は2時間弱で、離陸して高度ある程度いって飲み物&スナック菓子が出て機内ショッピングのトロリーが走り去ったら着陸!みたいな。笑
ブリュッセルとドイツ上空を飛んだのですが、2月にローマへ行った時にアルプス山脈が見えたような絶景はなかったですねぇ、、、。^^
あのからくり時計、「え?」ですよね~。私も唖然としました。
見に来ていた人も一斉に「え~」って(苦笑)。
プラハと言えば「ミッションインポッシブル」のロケ地(古~!)。
あとはミュシャとビール!
街中で、ミュシャ&アール・ヌーヴォーの痕跡を見られて感心しました。Fちゃんが全くの下戸なのと、自分も一応は病人なため・・・ピルスナー発祥の地であるチェコのビールは1日1杯に留めましたぁ~。。。涙
チェコかぁ~☆ からくり時計、面白そうなのにあっけないなんて(笑
チェコ料理、見た目なんか良くわかんない状態でしゅね☆ きっと日本はそうゆうところの飾りつけが凄く綺麗にするので、あっしは物足りなく見えちゃったりするのでしょう。
日本以外は大雑把な盛り付けでしゅもんね~(笑