ヒッチコック談:映画「サイコ」はコメディのつもりだった。
聖バレンタインズ・デイが木曜日なので、少し早いけどプレゼント&カードも渡せて丁度よかったー。
プレゼントのチョコレートを包むのに、家にある包装紙を探したら・・・。もろクリスマスやバースデイっぽいのばっかで、やむなく使ったのがこれ。↓
キティちゃんカップケーキ柄♪ むっちゃんこ可愛いけれど、バレンタインて感じは全然しないねぇ~。でも包装紙をわざわざ買いに行くのが面倒なんで、多少の違和感は無視しました!爆
迎えに来たX君のクルマは、私の入院中に納車されたトヨタGT86。渋いダーク・グレーのを選んだとはいえ、やっぱスポーツカーじゃん。乗り込む時に座席が低くて、慣れるのに苦労しそう、、、でも本人は超ご満悦。新しいオモチャが手に入って良かったね~!^^
X君がお料理している間に、いつものように食前酒にアイリッシュ・ウィスキーのジェイムソンを飲んだところ・・・今日で、この瓶がカラになりました。「これ、君一人で殆ど飲んだんだよ。」と誉められた(?)ので、空き瓶を記念撮影★ 毎週土曜日の夕方、食前酒にダブル一杯ずつだったから10ヶ月はかけましたけど。。。
本日のメニューは、チキンでした。まずカラマタ・オリーヴ入りのチャバッタと、野菜のオーヴン焼きと、
ハーブを効かせて香ばしく焼いた、チキン!!!
久しぶりに食べたX君のお料理、最高~~。やっぱ、これからまた毎週末に会おうと心に誓った瞬間です。笑
食後にはDVDで映画を観ることにして・・・何を観たいか訊かれたので、思いついたのがアルフレッド・ヒッチコック。だって英国では映画「ヒッチコック」が公開されてるもんね~、何だか旬かなぁって。巨匠を演じるアンソニー・ホプキンス、特殊メークと詰め物の太鼓腹でかなり似てるみたい☆
という事で、X君所有の数あるヒッチコック作品の中から、今日は「北北西に進路を取れ」を選びましたー。1959年制作、、、私が生まれる前の作品なのに、今でも観て面白いんだから凄い!
でも主演のケイリー・グラントのアメリカ英語よりも、敵役を演じたジェイムス・メイソンのイギリス英語の方がずーーっと分り易いんです。昔、日本で英語を習ったときは講師が全員アメリカ人だったから慣れてたのに、、、自分の耳の変化に驚くのは、こういう時。@@
それで思い出した!1月に観た映画「ライフ・オブ・パイ」、主人公がめっちゃインド訛りの英語なんですけどね~。ロンドンで思いっきりインド系の人達に囲まれてるせいで、100%バッチリ聞き取れちゃいましたよ!!!爆 私の日常生活、まんまインディアン英語養成ギブスだったのねー!って。
英語ネタついでに、もう一つ。先日Aちゃんが映画「リンカーン」を観に行ったの。ダニエル・デイ・ルイスの熱演が評判だし私も興味があったので、帰って来たAちゃんに「映画どうだったぁ?」って訊いたら・・・。
「うん良かったよ。でもアメリカ南部アクセントの英語で皆しゃべるから、私でもちょっと苦労したくらい。だから、お母さんには絶対ムリだと思う!」
って断言されちゃいましたー。>< 英語圏の国で上映される場合は英語の字幕なんか付かないし、これは映画館で観るのはやめとこ。。。後でDVDが出たら字幕付きに操作できるから、それを待つ事に決定です。
「北北西に進路を取れ」では、エヴァ・マリー・セイントが美しくて感動・・・でも誰かに似ている。誰だろう?と思ったら、スカーレット・ヨハンセン!
つか逆ね、S・ヨハンセンの方がこの時代の女優さん達のイメージを再現してるんでしょう。映画「ヒッチコック」でも「サイコ」の主演女優ジャネット・リーを彼女が演じるんだって。ぴったりハマリ役じゃないかな?
「サイコ」に関しては、生前のヒッチコック監督が語ったところによると、彼としてはブラック・コメディのつもりで作ったらしいんですよ~。先日METRO紙で読んだ記事で紹介されていたヒッチコックの言:
"I once made a movie, rather tongue-in-cheek, called Psycho. A lot of people looked at this thing and said what a dreadful thing to do, how awful, and so forth.
The content as such was, I felt, rather amusing and it was a big joke. I was horrified to find that some people took it seriously."
「ちょっとダークなお笑いを提供したつもりだったのに、観衆には世にも恐ろしいホラー映画だと受け取られちゃってマジ驚いたよ!」と言うんだけど、、、アレはやっぱ怖いよぅ~。
そういえば以前ビートたけしも、「お笑いと暴力映画には共通点がある。両方とも、瞬間的なインパクトが重要。」という主旨のことを言ってた・・・。あ、クェンティン・タランティーノのバイオレンス映画もお笑い要素が強いですよね!
じゃあ来週はGPの後、タランティーノの新作「ジャンゴ・繋がれざる者」でも観てこようかな?!いや~映画ってホンットに良いもんですね~。来週はモア・ベターよ!ではサヨナラ、サヨナラ、サヨナラ~♪
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って実感してとても嬉しく、私の元気の素になってます♪