現実はチビシ~!のです。
だから今日は日曜日だったのに、X君がお仕事する傍らTVやDVD観てボーーっと。これぞ無為の一日、歌心があれば俳句でも捻ってたかも?というくらい。
「やせ蛙 負けるなロンパラ これにあり」・・・とか!爆
でも柳の下にはやせ蛙じゃなくって、やや丸々とした白鳥2羽が。ってまあ、この写真は2週間前の日曜日・・・2月9日にイキナリ戻らせていただきます。
この日はお天気が良くて暖かかったので、オスタリー公園へ行きましたよ。リーズ城で強烈なインパクトのある黒鳥を見た後では、白鳥には馴染みのご近所さんくらい親近感を抱きますー。^^
2週間前は、まだイギリス各地で洪水被害が深刻だった頃。オスタリー公園も所どころ、ぐっちょんぐっちょん水溜りが出来てました。白い牛も、下半身が泥んこ、、、汗。
昔は富裕な銀行家ファミリーが住んでたというマナー・ハウスは、まだ冬季休館中。
でも今年の3月から又オープンしたら、その後は年中無休で開館するようになるんだって。前々から思ってたけど、冬こそ悪天候を逃れられる屋内アトラクションって入場者が増えると思うから、大賛成です!
取りあえず、3月に開館したら入ってみようかしら・・・確か4~5年前に一度入ったのですが、最近また中を観たいなーと思ってたし。
日当りの良い一角では、水仙やヒヤシンスも咲いてました。繰り返し言いますが、2週間前の2月9日ですよーこれ!!!今冬のロンドン、どんだけ暖冬だったか分かるでしょ~?
お散歩の後は、X君ちに戻って・・・まずランチ。
「トマトを沢山買った時に作っといた!」というトマトソースに海老を加えたパスタを、美味し~く&ありがた~く頂いて、、、
X:「さてと。今日は、どのDVD観る?」
私:「ソチ冬季五輪にちなんで、何かロシアもの~。」
X:「オッケー!じゃあコレにしよう!」
と、満を持してご登場と相成ったのが・・・。
「ドクトル・ジバゴ」~~!
X君の説明によると、帝政ロシアから革命後の共産ソ連への過渡期に翻弄された、ジバゴという医師と二人の女性との長編ラブ・ロマンス・・・という触れ込み。
あらん、恋愛物なの~?!観る観るっ!オマー・シャリフも好きだしぃぃ!!!ってノリノリで観てみたら。X君の説明はウソじゃなかったんだけど、受難と苦難に満ちた大長編で、しかも
ハッピー・エンドじゃないの~。T_T
そういえば・・・しまったぁ!!監督のデイヴィッド・リーンは、X君のお気に入り。安易なラヴ・ストーリーである筈ないんです。先日の「アラビアのロレンス」も、もっと前に観た「ライアンの娘」も然り。。。
サリー州はクロイドン生まれのリーン監督、現実はチビシイもんだよ君!ってメッセージに満ちた作品を数々遺してくれてます(好き嫌いはともかく)。
オマー・シャリフは「アラビアのロレンス」の頃より心なしかふっくらしてたし、考えてみればエジプト人がロシア人を演じるのってどーよ?とか、そもそも原作はロシア人作家の小説とはいえ、アメリカ&イタリア合作でロケ地も全て西欧や北欧だし・・・制作当時は東西冷戦だったから、仕方ないんでしょうけどね~。
というモロモロの違和感を感じる映画を、今のロシア人はどう評価してるんだろ?!というのが、最も気になるところ。
そんな私の疑問とは関係なく、ソチ冬季五輪は無事に終わって良かった良かった・・・と安堵するヒマもなく、元ソ連のウクライナが大変な事になってるんですけど!やっぱ現実は、安易なハッピー・エンドじゃないのかもしれませんー。><
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「わぁ、沢山の方が読んでくれているんだ…」って実感してとても嬉しく、私の元気の素になってます♪
人間は迷って悩んでしぼむけどときめいてまた少しふくらむ
(富山市 松田 梨子 中学3年生)
2月24日の朝日歌壇。
…ソチ・オリンピックは終わりました。
でも、MAOは、来月の世界選手権に出ます ♪
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