50ペンス硬貨の裏は要チェック!?
家族経営サイズの八百屋からマックやケンタのファスト・フードでも、大抵はカード払いOKです。露天のマーケットや屋台は別として、ごくたまぁ~~に現金のみってお店に遭遇すると「えっ?」と驚くくらい。
スリは現金しか狙わないらしく、私が一昨年スリにお財布を盗られた時も銀行カードやクレジットカードどころか、ポイントで無料の買い物や飲食ができるカードすら使用されませんでした。カードを使うと場所が特定され、場合によってはCCTVカメラで顔が映っちゃうからでしょうね。
という訳で、今では私もお財布には少額のキャッシュしか入れない傾向があります。
それでも雑誌一冊だけとか現金の方が早かったり、カード不使用のタクシーに乗ったりもするから、完全キャッシュレス生活!とは言えません。
だから時々、お釣りのチャラ銭をもらうんですけどね・・・中に50ペンス硬貨がある時は、いつも少しだけワクワク♪ 必ずコインの裏側(女王陛下の横顔じゃない方)を見てみます!
50ペンス硬貨ってサイズが大きく図柄が分かりやすいから、限定記念バージョンが多いのですよ。
つい先日は、こちら!「ヘイスティングズの戦い:1066年」だって。
製造は2016年なんだから、戦いから950周年になるっちゃなるけど、、、どーせなら1000年てキリの良いとこ狙うべきじゃない?造幣局の担当者、あと50年も待ったら自分いないし!とか焦ったのかって。笑
こういう限定バージョンの50ペンス玉をお釣りにもらうと、多少キズだらけでも何となく保管しちゃいます。
ヴィクトリア・クロス(英国軍人の栄誉章)がどーしたとか、ベンジャミン・ブリテン生誕100年とか、公立図書館が創設されて150年とか諸々の理由がついてます。
2012年のロンドン五輪では、各種目にわたって多種類に量産してるし!!!爆
というキズだらけの使用済み50ペンス硬貨でも、こうして改めて並べてみると面白いんですよ。でも先日、こんな記事を読んで
「へぇ~~」って感心しちゃった。
(画像もその記事より拝借) 概略すると、デヴォン州エクセターで物乞いしていたホームレスの人が通行人から50ペンス恵んでもらって、その裏にはピーター・ラビットの絵が描かれていて。
公道で物乞いしちゃイカンよ~と彼に立ち退くよう勧告しに来たお巡りさん達もスマホでチェックしてあげて、それが数百ポンドから一万ポンドで売られてる事を知った!という、リアルわらしべ長者のような出来事。
つーか恵んであげた人、絶対それがピーターラビットの高価な硬貨って気付いてなかったよね~~。笑 もし知っててホームレスの人にあげたのなら、すごく徳の高い御仁です。
限定バージョン硬貨は50ペンス玉が圧倒的に多いけど、同じくらいの大きさだから2ポンド硬貨も時には作ってます。
第一次大戦の勃発から100周年・・・「我が国は君を必要としている!」とか軍人さんに指差されてますけどー。兵役募集ポスターかな?
記念硬貨も色々ですね。(;´・ω・)
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