今年は「みちのく未来基金」のチャリティ・ツアー in ソーホー★


東日本大震災が発生してから毎年、イギリス公認日本語ガイド協会の有志がボランティアで主催しているチャリティ・ツアー。今年はソーホーの歴史を訪ねるツアーに参加してみたんですよ。

私たちの参加費は全額、公益財団法人「みちのく未来基金」という震災遺児の高等教育学費をサポートする団体に寄付されました。

約2時間のウォーキングで、ソーホーにまつわる色んな話をガイドさんから聞きました。全部は憶えてないんだけど(笑)、印象に残った事柄をダイジェスト版でお伝えしたいと思います!


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まず今回は、中世~近世。この一帯は、17世紀からソーホーと呼ばれていた記録があるんだって。

その頃ここら辺は森や草原で貴族にとって狩猟場だったので、ハンターが仲間や犬たちを呼び集める掛け声が「ソ~、ホ~~!」だった事が、名前の由来というのが有力説。

(アメリカのニューヨークにもソーホーという地域があるけど、そっちは「ヒューストン通りの南=South of Houston Street」の、SouthとHoustonから初めの2文字ずつを取ってソーホー。とはいえロンドンのソーホーも意識した命名だろうって事です。)


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今ではロンドンの繁華街として、つとに有名なソーホー。みっちり隙間がないほど建て込んだ地域なのに、まだ小学校なんかも健在でビックリ!

過去320年の間には少なくとも16校があったうち、残っているのは1870年に建ったこの「ソーホー・パリッシュ・プライマリー・スクール」だけ。立地も歴史も凄いし、とても人気があって入学順番待ちのリストが長いのも納得ですよねぇ。


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↑リバティ百貨店やカーナビー・ストリートにも近い、キングリー・コート。飲食店が一杯あって便利な一角で、私もここの「昇龍」で以前ラーメン食べた事あります♪


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そのキングリー・コートに隣接した通りには、こんな記念盤が掲げてありました。18世紀に解剖学者かつ外科医として活躍したジョン・ハンターという人が、ここに住んでいたらしいんですけど。

彼は兄ウィリアムの解剖学教室のために新鮮なご遺体を入手するために、そりゃもう~様々な手段を用いた事でも有名で・・・もちろん医学の発展に大きな貢献をした事実は揺るぎなく、今も彼の手による人体標本などはハンタリアン博物館に展示されているほど。

でも人を使って埋葬したての墓から掘り起こさせたり、葬儀屋に賄賂をやって入手したりと、本当に手段を選ばなかった!というのが当時も賛否両論だったらしく、彼がレスター・スクエアで住んでた方の家は小説「ジキルとハイド」でジキル博士の家のモデルにもなってます。


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一方こちらは、ブロードウィック・ストリートにあるパブ「ジョン・スノウ」。この地域で1854年にコレラが大発生して600名以上の死者が出た時に、その病原菌の温床が汚染された水道ポンプにある!と突き止めたのが、ジョン・スノウというお医者さんなのでした。

彼の功績を称える水道ポンプの複製も、このブロードウィック・ストリートに建てられたのですが・・・あいにく今その付近を工事してて、一時的に撤去されてたっ。><


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だから近くにあった、このビルのガラスに描かれてたポンプで納得する事にしましたー。

それにしても近世のソーホーって、黒歴史もザクザク、、、@@;


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と思っていた頃、この聖アン教会の敷地に入りましたよ~~。所々に綺麗なお花も咲いてるし、ちょっと素敵な感じです♡

通りから続く数段の階段を上って、この敷地に入ったんですけど・・・「この敷地が道よりも高い所にあるのは、19世紀中ごろに遺体を埋め続けてたら土地が盛り上がっちゃったから」という事でした。その後は法律が変わって、こんな街中に埋葬するのは禁止されたそうです。


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この聖アン教会にはちょっと変わった椿の花や、ミツマタ(三椏)の花が咲いてました。


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このミツマタ、木の皮は日本では紙幣の原料としても使われてるそうです。お金が実としてなる木じゃないけど、お金になる木。

昔のTVドラマ「細うで繁盛記」のオープニングで、「銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血がにじんだように赤く、その香りは汗の匂いがする」っていう新珠三千代さんのナレーションを思い出しちゃったんですけど・・・。


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お札になるミツマタの花は優しいパステル・イエローで、とても可憐な花でした。


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そして時代は変遷して、20世紀から現代へ・・・。貴族の狩猟場だった中世とは違うけど、違う意味での狩り場(笑)となっていくソーホーなのでした!!

この続きは多分、また明日~~。
(((o(*゚▽゚*)o)))


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by londepa | 2017-03-21 07:23 | Comments(0)
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お気楽OLのロンドン生活


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