最近はX君が旧宅に泊まりに来てる時は、後々になってから「うう~っあの時に行っとけば良かった!」という後悔が残らないよう、なるべく色んな所へ連れ回すように努めてます。
先日はそんな場所のひとつ、レイトンストーンに行ってきましたよ!!!
何しろ、ここはX君が敬愛する映画監督アルフレッド・ヒッチコックが生まれ育った町。地下鉄セントラル線駅の壁には、彼とその作品にまつわるモザイク画が並んでいるのです♪
予想どおりX君は、「あーこれは『裏窓』!あれは『北北西に進路を取れ』だね!!」と喜んでましたし・・・。
2年ほど前にも来た私は、前回は気付かなかった事・・・たとえば「間違われた男」のヘンリー・フォンダを見てジェーン・フォンダってお父さんと瓜二つだったのねー★とか、ちょっと細部も見てたんです。
それに、このヒッチコック幼い頃の様子が印象的で・・・彼の父ウィリアムが営んでいた八百屋の前。一家はその2階に住んでました。
それって一体どこ?!と説明書きのプレートを読んだら、「ハイ・ロード517番地」との事。じゃあ、どうせここまで来たんだし見に行ってみよう~~♪
って歩き出したら、思ったよりも遠かったかな。笑 地下鉄じゃなくてオーバーグラウンドのレイトンストーン駅よりも、もう少し先。
517番地って事は、ここら辺の筈なんだけど、、、な・ないっ!517を含む幾つかの番地が、神隠しみたいにスッポリ抜けてるんですけどーー。
Σ(・ω・ノ)ノ!
代わりに、その何番地分かはガソリン・スタンドになっていました。ウィリアム・ヒッチコック達が店をたたんだ後には、その周辺と共に敷地が売られちゃったんでしょうね。
そんな八百屋の息子アルフレッドが、後世に名を遺すセレブ映画監督になるなんて、まだ誰も予想していなかった頃かもしれません。
もし残ってたら、今頃は「ヒッチコック博物館」とか地元のドル箱になってたかも・・・なのに取り壊されて、味もそっけもないガソリン・スタンド。何たる誤算~~!
(>_<)
と焦った(?)地方行政区の資金によって、その隣に残ってる建物にはヒッチコックの代表作「鳥」をイメージしたアートが施されてます。
建物の外壁だけじゃなく、その前の歩道にも!!!
この絵の何処かには、ヒッチコックの似顔絵も隠されてるんだそうですよー。この時は見つけられなかったけど、又いつか探しに行けるかな?!笑
ところで地下鉄の方のレイトンストーン駅には、地元アーティストによるものと思われるヒッチコック監督の肖像画があって、、、その絵も「鳥」がフィーチャーされてます。
そんな絵を理解してるのか、どうか、、、めっちゃ鳩の溜まり場になってる上に、鳩のフンまみれ★
鳥の大群が人々を殺戮する異常事態を描いたスリラー映画の成功によって、すっかり悪役にされちゃった彼らの腹いせ?!のようにも思えて、なんだか象徴的な光景でしたー。
(;・∀・)
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