さてマドリード、ピカソのゲルニカを展示するソフィア王妃美術館にも行ってきました。館前のオブジェは、巨大なネギかバナナの皮か。
館内を見ているうちに、お客さんが写真を撮っているのに気付きました。なのに職員のだ~れも注意しません。えええー?いいんですかあー?それじゃ、恐る恐るワタシも、、、もちフラッシュなしで。見てる人達にも迷惑だし、写真も絵に反射した光で白くなっちゃうし。パチリ。
ほんとーだ。ゲルニカの両端にいる二人の女性職員、微動だにせず!でもY子ちゃんが目撃したところによると、近寄りすぎたお客さんは「もっと離れて」、と注意されたらしい。
調子にのって他のも撮ってみました。今度はかなり確信犯、職員の隣で。左側の女性が話しかけているのは、その職員さんです。
ぜんぜんオッケー!今まで入ったどの美術館でも、館内は絵や彫刻などの展示物だけじゃなく、館内のインテリアさえ撮っちゃダメ!っていう所ばっかりなので、それがフツーだと思ってたからびっくり。
おかえりなさーいアナタ!ご飯大盛りにする、それともアタシにするぅ?用意万端の奥さんの図・・・のような。
まあ、ここは近代~現代の新しい絵が多いからかもしれないね。古いのは彩色が褪せないように、薄暗ーい部屋にスポット照明くらいで展示、写真なんかとんでもない!というのが常識だし。
とはいえ、同じく現代美術ばっかりのTATEモダンなんか駄目だけどなー
(*)。写真の商業的悪用に対する対策でもあると思うけど、そういった意味ではソフィア王妃美術館はゆるい姿勢なのかもしれません。「どーせここで禁止したって、インターネットで簡単にダウンロードできるし、労力の無駄」って感じ?で、かなりのプロフェッショナルな撮影機器じゃなければ観光客のデジカメくらいじゃぴりぴりしないって事かなあ。
でも別の日に入ったプラド美術館や王宮では、館内一切カメラ禁止!でした。だからマドリードに行く機会があったら、是非ソフィア王妃美術館へどうぞ~~~。
(*)後記&訂正:テイト・モダンも、今では常設展示なら写真OK。この記事を書いたのが2009年、あれから色々と変わりました。
(;・∀・)
*********************
今日も読んで頂いてありがとうございました!
↓ ランキング応援クリック、よろしければお願いします。
にほんブログ村
ロンドンまたはイギリスに初めて来る方にも分かりやすく、親しみやすい内容を心がけてます!ほぼ週イチ更新。^^;