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ご近所アールデコ物語:イーリングコモン駅&TESCO

会社の帰りに、イーリング・コモン駅で途中下車して日本食材店へお豆腐その他を買いに。その某店はロンドンでは値段が高い方だけど、何しろ帰宅途中に寄れるのが便利。

ロンドン中心街では、激安No.1なら「らいすわいんショップ」!でもZONE1にあるから、今の通勤地がヒースロー近くの私には
交通費でお買い得分がチャラに、、、
というジレンマに陥ります。所要時間もかなり無駄だしねー。
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という訳でちょっくら買い物してから、また駅へ戻りました。このイーリング・コモン駅に来る度に思っていたのだけど、アールデコな建物ですよねえ。天井の形にもご注目を。
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この駅で、特に「かわいい!」と思うのが、この時計です。ロンドン地下鉄マークと、同じフォルムなんですよ~ん。

家に帰って、湯豆腐ならぬ「電子レンジで暖めただけの豆腐」をシンプルに(←ワイルドに?)いただきながら、ちょっと調べてみたら、1931年施工らしいです。1920年代にアメリカで発祥したアールデコ様式は、1930年前後のイギリスでも大流行していたようです。
そういえば、ハマースミス・アポロも1932年に完成。

熱々のお豆腐をショウガ醤油で食べながら、「ほほぅ~」と感心していたところ・・・もう一個のご近所アールデコを思い出しました。
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フーヴァー・テスコ
これもウチから近所の、ペリヴェールにあります。元は掃除機メーカーHOOVERのオフィスだったこの建物も、1931年に建てられました。その後、1989年にスーパーのTESCOが買い取って店舗に。
↓ こっちがその当時の様子、ロゴが今と少し違います。
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築数百年という建物もゴロゴロあるイギリスなので、1930年なんて全然古いうちに入りません。アールデコ様式のビルも、保存しつつしっかり実用に使われ続けていますね。

フーヴァーでは、もう一つ余談。アメリカ生まれの掃除機メーカーで、一時期は英国のシェアトップだったため、今でも英国人は「この部屋をフーヴァーってくれないか
(Could you hoover this room?)」と、動詞使いまでしています。
「この部屋を東芝ってちょうだい」
と言ってるのと同じです。しかも、その掃除機がフーヴァー製じゃなくダイソンでもヘンリーでも、平気でフーヴァーります。

もちろん掃除機の一般名詞としてヴァキューム・クリーナーとちゃんと言う人も少なくて、どこ製のだって堂々とフーヴァーと呼んでいます。例:「うちのフーヴァーはヒタチのだよ」・・・なんじゃそりゃあ!と思うでしょうが、本当にそう言うんだから凄い。そういう意味では、ダイソンら競合他社は永遠にフーヴァーを超えられないだろうなあ。。。

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聖バレンタインの日がやってきますね~。
大切な人と素敵な時間を…!

by londepa | 2010-02-13 08:23 | お散歩てくてく | Comments(0)
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お気楽ごくらく♪ロンドン&カントリーサイド半々の暮らしぶりを綴ります。


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