深紅のポピーが溢れる時期は・・・。

旅行から帰ってきた日にグリニッジ標準時刻に戻りました。スペインとの時差1時間、更にサマータイム終了で1時間。5日ぶりにロンドンへ戻ったとたん、いきなり2時間もちがう生活・・・退社時刻にはも~真っ暗!
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ここ2週間、毎日会社帰りに見ている風景・・・夜の滑走路はキレイ★☆★
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ヒースローT5のビルは全面ガラス張りだから、点灯するとスケスケ状態でこんな風に見えます。で、ここでウチの会社送迎バスを降ります。大勢の旅行者の方々と共に!
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雨よけの屋根部分は飛行機の形に似ています。。。しかも、
今では前世紀の遺物となったコンコルドに!!!
英仏海峡ユーロトンネル開通前までは、イギリスとフランスの誇りだった、アレ。
まだ未練があるのかもしれませんね~。

T5地下鉄駅がある階に降りる手前にある中庭も、明るかった夏の宵とは違う印象になりました。ここはほとんど、空港内就労者とBA職員の憩いの場と化しています(笑)。
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で、このターミナル出発フロアーに、数日前から巨大な人影があって気になっていたんです。仕事帰りは疲れてるし早く帰りたいしで、それがナニなのか見に行ったのは今日が初めて。。。
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なんだか全身が赤いので、「スパイダーマン新作映画のプロモーションとか?」と思っていたら、
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巨大なポピー人形でした。日本の秋にある「菊人形」、あれの造花ポピー版という作りです。ああ、「あの日」が近づいているんだな~、、、と思い出しました。

その日とは、王立英国軍人会が毎年行う、戦没者の追悼式典です。家に帰ってチェックしたら、今度の土曜日みたい。もちろん女王陛下はじめロイヤルファミリー主要メンバー全員&首相以下の政治家も参列、国家を挙げての大々的なイベント。街中では「良識ある英国人」の皆さんが、そしてTVではアナウンサーだけでなく殆どの芸能人まで、赤いポピーのバッジを胸に付けています。このポピー募金で集めたお金は、戦没者の遺族や戦争で負傷した兵士らへの福祉に充てられるんです。
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でも、私はポピー寄付金に協力するのにはちょっと抵抗があるので、した事ありません。たぶんこの先も、しないなあ。だって8月15日に日本が終戦記念日を粛々とやっている同じ日に、彼らはVJ Dayを祝うんですもの。。。Victory over Japan、対日本戦勝記念日です。まあ、史実なんだから仕方ないんですけどねー。

VJ Dayには必ず、日本軍の捕虜になった退役軍人とか勲章いっぱい付けて参列して・・・。TVでは「トラ!トラ!トラ!」(真珠湾攻撃)や「戦場にかける橋」(日本軍の捕虜になった英米兵士)の映画が必ず放映されて。まあ、ご老人の視聴率を狙って昼間から夕方前の放映だから、もともと私は見ない時間帯だけど。やっぱりその日は居心地悪いです、日本人として。

だから8月に行った時リスにカツアゲをくらったセントジェームズ・パークと・・・
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衛兵官舎との間にあった戦没兵士の慰霊塔も、今頃は深紅のポピーで埋まっている頃だと思いますよ…。
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(本日の独り言・・・)
勝てば官軍。戦勝国では同胞の戦死者は「英霊」、敗戦国では「戦犯」って。。。やっぱりそこんとこが、同感できない気がするんですよ。両方とも、国の政策の犠牲者でしかないんじゃないの?って思うんだけどなあ。

# by londepa | 2009-11-05 10:41 | お散歩てくてく | Comments(4)

お洒落なタパス屋さん・ラテラル(スペインごはん続々編)

ソコトレンでのトレド周遊観光のあと、地元の人しか行かない感じのバールで軽いお昼にしました。なぜ地元の方々専用だと判定したのかといえば、メニューが全部スペイン語だったから。
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外国人観光客の多い店は、たいてい英語併記メニューがあるからです。そこではお店の人の親切な片言英語と身振り手振りに助けられて、何とか「豆と肉の煮込み」と「チキンサラダ」を注文。

豆と肉の煮込みは、文句なく美味しかったです!一方のチキンサラダは、、、チキンとパイナップルのマヨネーズ和え。学校給食に出た春雨サラダの缶詰みかん或いは冷やし中華のチェリーに匹敵する、パイナップルの「およよ?」感。好き嫌いがなく何でも完食できる食いしん坊バンザイの私ですが、四泊五日の旅行中で唯一判定不能のお味でした~!(でもほとんど食べた)

ランチも済んでお店の人に、「エル・グレコの住んでいた家は、どっちの方角ですか?」と訊いたら、「あ~、今は工事中で閉まってるよ」って。ちょっと残念だったけど、他のところを歩き回ってみました。
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まず、そのバールを出てすぐにある「太陽の門」。
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トレド旧市街に沢山ある教会はどこも、長い歴史を感じさせる荘厳なたたずまいです。
お土産屋さんも色々のぞきつつ、、、
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トレドの名産品、ダマスキナードと呼ばれる象嵌細工の飾り皿や刀剣。このウインドウにある刀剣はミニチュアの装飾用だけど、実用のトレド刀剣は闘牛士も御用達なんだって。オーレ!

何だかんだと散策したり、象嵌細工の熟練職人兼店主に店に引っ張り込まれて自慢話を聞いたり・・・している内に、あっという間に帰りの電車の時間になってしまいました。また例の華麗なトレド駅に戻ります。市民の誇りらしいトレド駅、構内には駅の肖像画(?)まで飾ってありました。
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マドリードまで快速で30分。窓外には、沢山のオリーブ畑が通り過ぎていきます。
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ところでイタリアでもスペインでも、オリーブ畑を見る度に…
オリーブ畑って桑畑に似ている。
と思う私は群馬県育ち(爆)。ドドメ(群馬語で桑の実)を食べると、
「こら雅子っ!お蚕様のもん食べちゃあダメだがねっ!」
とお祖母ちゃんに叱られた、幼少時の甘美な思い出が甦ります・・・スペイン農家の子供たちも、出荷前のオリーブの実を食べてお祖母ちゃんにどつかれているのでしょうか(笑)?
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マドリードに戻ったらもう6時。翌日の夕方にはいよいよロンドンへ帰るし、気力のある内に市街で夕飯してからホテルへ、という事になりました。やってきたのは、グラン・ビア地区にある歴史博物館からすぐの、「ラテラル」。若者で賑わうバー・レストランという雰囲気です。
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メニューも伝統的なタパス料理をちょっと現代風にアレンジした品が並びます。野菜ブロシェットはコクのある荒塩で。サーモンにクリームチーズやハーブをくるんだカナッペ、詰め物入りベイクド・ポテトうずら卵のせ、レンズ豆の煮込みフォアグラ添え・・・。それまで連日ハモン、チョリソー、魚介フライに代表されるガチンコ勝負の実直タパスばかり食べていたので、こういうアレンジも新鮮でした~♪
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これも美味しかった、ピーマン肉詰め。ソースはトマト&クリーム風味でまろやか~。この写真で見ると、なんだか蟹みたいだけど(^^)。。。

蟹といえば、ホテル近くのデパ地下食料品売り場をコンビニ代わりに通っていたY子ちゃんと私ですが、そこで脱走を試みる勇猛果敢な蟹に遭遇しました。名作映画「パピヨン」のような・・・。
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そのパピヨン蟹を激写したところ、魚売り場のおばちゃんから写真禁止令を言い渡されました!ピカソのゲルニカは写真撮り放題なのに、蟹はダメ。スペイン内戦以降、この国の治安は絶妙なバランスで保たれているのですね・・・スペイン無敵艦隊おばちゃんに撃沈された、日本ろんぱら丸!!!

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マドリード旅行レポート終盤、あと3話で完結予定です~★
ロンパラ改め⇒「短期マドパラ」。。。
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# by londepa | 2009-11-04 08:51 | 美食+B級ぐるめ | Comments(0)

マドリード・6 トレド観光はソコトレンで楽々だよ~♪

さて観光者のバイブル「地球の歩き方」で見て、トレドに行ったら絶対コレに乗りたい!!!と私が騒いだのが、ソコトレン=列車の形をした観光バス。乗り場は丘の上にあるソコドベール広場からです。まずは、あの丘に登らねば。
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丘陵の古都トレド。景色は良いけど坂道ばかりなので、足腰の鍛錬にはうってつけです。でも地元スペイン人は丘の頂上までマイカーで・・・そりゃそうだ。
彼方に見えるアルカサルは、元は古代ローマ人が裁判所を建てた場所。その後アルフォンソ6世やカルロス1世によってトレドの要塞となり、近年ではスペイン内戦でフランコ将軍が72日間篭城したという・・・も~歴史要素が盛りだくさん、さすが古都。
奈良・京都みたいなもんでしょうか。
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ソコドベール広場に行く坂道の途中にある、サンタ・クルス美術館。中では無料でダリがデザインした舞台衣装など見られました。ダリさん、マルチクリエーターだったみたい。もし今生きてたら、ゲームキャラなんかも手掛けてたんじゃないかしら。
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さてソコドベール広場でソコトレンのチケットも無事購入、発車まで時間の余裕があるから・・・ひとまずセルベッサでも!坂道登って喉が乾いてたし・・・んぐんぐ・・・
ほあ~、昼のビールは旅行者の特権だね~。
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飲み物に無料で付いてくるポテチのおこぼれを狙って、頭上にはスズメ達が待機しています(^^)。
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スペインやイタリアは温暖な気候のせいか、スズメが一杯いて可愛い!ロンドンは寒いからか天敵が多いからか?スズメはあまりいなくて、鳩がブイブイいわせているのと対照的です。

あ、ソコトレンが広場にやって来ました!
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坂道も全然オッケー!なディーゼルエンジンの観光周遊バス。列車型なのには、特別な意味はなさそうです。見た目がカワイイからだけじゃないでしょうか。古都の観光にふさわしいレトロな汽車スタイルってかんじ?でも旧市街をゆったりした速度で周って40分ほどでたったの4ユーロ、良心的じゃないですか~!

さあ、発車~!これ以下は、「世界の車窓から・ソコトレン版」です。ナレーションは控えますので、ゆっくり乗車気分で見てね・・・。
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・・・いかがでしたか。ゆ~ったりしたタホ川の流れのような、トレドの午後。その片鱗だけでも、お伝えできたらな~・・・と思います。

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マドリード旅行レポート、もうちょっと続きます~★
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# by londepa | 2009-11-03 06:42 | ホリデー&小旅行 | Comments(0)

チョリソーがゴチソーに★~X君お料理特集~

週末に会うボーイフレンドX君はお料理上手。私はお抱えシェフがいるような気もするし、
餌付けされているだけのような気もします。
・・・たぶん後者。で、スペインからのお土産にイベリコ豚のチョリソーをあげました。
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これで美味しいものを作ってくれるだろう、という下心で(爆)!!!そしたら土曜のディナーに、さっそくこんなお料理が出来上がり~。
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チョリソー・鶏肉・赤玉ねぎ・赤ピーマン・にんにくのパエリヤ/リゾット。パエリヤのように油焼きじゃなく、缶詰トマトで煮込んだところがややリゾット風です。
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激うま。
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サイドティッシュには、アボカドとケイパーがたっぷり入ったグリーンサラダ。チョリソーは、たったの1.98ユーロ。
海老で鯛を釣る、とは正にこの事では?!
日曜午後の川べり散歩(約2時間)のあとは、ソースから手作りでスパゲティ・ポモドーロを作ってくれました。自家製バジルが良い香り・・・。
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こちらは私がマドリード旅行に行く前の、土曜の夜ごはん。
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チキンのパン粉焼き、マッシュルームのガーリックバター焼き、野菜のロースト、クレソンのサラダ・・・。1時間程度で、手際よ~く段取りよ~く作ります。私はテーブルセッティングしたり、X君がレシピを説明してくれるのを聞いていたり。お料理番組に出てくる名シェフと、とんちんかんな問答をする女子アナかタレント並みの存在?しかも、彼女達ほど可愛くないぞ!たはは…。

その翌日はウォーウィック城に行ったのでランチは外食だったけど、その前の日曜ランチはこちら。
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フェタチーズ・アボカド・トマト・バジルのサラダ、ガーリックブレッド、魚介のホイル焼きパセリバター風味には、レモン果汁をぎゅーっと絞っていただきました。

レシピなんか全然見ないで料理するX君、アテネからロンドンの大学に留学してそのまま就職して、ずっとコンピューターの勉強や仕事しかしていませんでした。でも自分の食べたいもの=ギリシャで食べていたものを思い出しながら創意工夫してやってる内に上達したんだって。すごいなー。

手伝いすら要らないので、私は時々手土産を持参するくらい・・・まあ、3回に1回くらいは。
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マークス&スペンサーのベルギーチョコ詰め合わせ£6.99が、50%オフで£3.45になってる時とかに!!!

週末にしか会わないけど、性格が正反対の二人にはちょうど良いペース。X君は生真面目・几帳面・暗いVS.私は軽薄・能天気・いい加減。。。毎日会ってたら大喧嘩しそうです!しかも圧倒的に、私に非がありそうで勝ち目ないし、、、。

それにこんなご馳走をしょっちゅう食べてたら、
私の体重がヤバイですから…!!
いや~今でもかなりナニなもんで切実。

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明日はまた、トレド旅行の続きに戻ります~☆

# by londepa | 2009-11-02 11:24 | 美食+B級ぐるめ | Comments(0)

マドリード・5 古都トレドへ出発!

マドリード市街だけでなく、郊外にも行こうという事に。セゴビアかトレドどっちにしようか迷った結果、トレドに決定。16世紀にギリシャから移り住んだエル・グレコが生涯を送った、美しい古都なんだって!マドリードから急行列車で30分、アトーチャ・レンフェ駅から乗ります。
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このアトーチャ・レンフェ駅、待合いスポットが巨大な温室みたいで面白い。
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駅構内ではなく、植物園に迷い込んだみたいです。のびのび育った南国の木が、天井に届きそう…!木々の間にはスズメ達もちゅんちゅんとさえずっていて、和みの場。
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高速列車に乗り込んで30分、あっという間にトレド到着。で、この駅がまた壮麗でびっくり。ムデハル様式で建てられた駅に着いた瞬間から、古都の雰囲気に包まれます。
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で、何ですかムデハル様式って?、、、それはイベリア半島がイスラム支配だった時代に、アラビアから伝わった建築・装飾スタイルなんだそうです。それがキリスト教建築に伝承されて、12世紀にはロマネスク・ムデハルになり14世紀にゴシック・ムデハルになり…19世紀のガウディも色濃く影響を受けている、スペイン独自のスタイルなんだって。なるほど~!
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教会の中みたいに華麗な装飾の、トレド駅構内。

おっと、駅に感心しているばかりじゃいけませんね。さてと観光、観光!
タホ川にぐるりと囲まれた丘陵に残る、古都エリアを目指して・・・しゅっぱーつ。
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マドリード旅行レポート、しばらく続きます~★
ロンパラ改め⇒「短期マドパラ」。。。
マドリードの都市名省略形はMADだから、
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# by londepa | 2009-11-02 04:37 | ホリデー&小旅行 | Comments(0)
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お気楽OLのロンドン生活


by londepa
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