こんがり香ばしく焼けた、鮎の塩焼き・・・・カリッと焦げた尻尾も、塩加減も、絶妙ですよねー。じゃあ焼きたてアツアツ、いただきまーす!
「ガリッ、ええっ?!」なーんて齧っちゃいけません。これ食品サンプルだもの。
( ゚∀゚)アハハ
日本大使館のあと友人とランチ飲みして、X君と合流するまでに時間があったので・・・ハットンクロスに向かう途中にある、サウスケンジントンのジャパンハウスへ。
そこで開催中の「ルックス・デリシャス!」という、日本の食品サンプル文化を紹介する企画展を観てきました。
入口すぐにあるのは、とても模造品とは思えない玉ネギ。そこでイントロとして、日本で独自に発達した食品サンプルの略歴などを解説。
ちなみに「フードサンプル」ではなく「フードレプリカ」と表現し、試食サンプルじゃなく模造品であることが明瞭になってます。
制作過程を動画や用具とともに、本物よりもリアルな食品サンプルがどのように作られるかビジュアル解説。
また国内シェア70%を誇る「株式会社いわさき」創業者である岩崎瀧三氏が、大正末期にどのように食品サンプルを開発していったかなど、日本人にとっても興味深い内容になってます。
そして食品サンプルが実際どのように使われているかも。大阪通天閣の近くにある↑順喫茶「ドレミ」の店頭ショーケース、初めて見るのに懐かしい~♪
私も子供のときビックリした、懐かしいタイプもいっぱい。昭和の洋食代表ナポリタン、見るだけで味や匂いまで蘇っちゃうのが凄い!
この企画展は今週オープンしたばかりなのに、イギリス各メディアでも大絶賛されてるんですよ。ほんの一例として、ガーディアン記事を。↓
もちろん食品サンプルの歴史と技術だけでなく、その根底にある日本の食文化についても紹介。こうして改めて見ると、幼児食や朝食や季節の食べものなど、西洋とはずいぶん違うことを再認識したり・・・。
また47都道府県のご当地グルメも紹介。
治部煮や貝焼き味噌など、私は食べたことないグルメも満載でした♪
めっちゃ人目を引く、ハンバーガータワーがあるかと思えば・・・。
1932年に岩崎氏が初めて作ったオムレツ(を再現したもの)まで。
これは1958年に初めて海外輸出した、ステーキ製品を再現したもの。どれも今となっては素朴でシンプルにすら見えるけど、当時は画期的だったでしょうね~。
とにかく全て美味しそう過ぎて、写真の数がハンパなくて大変、、、これでも厳選してるんだけど。
(^▽^;)
伊勢海老のお造りもホント生唾ものだったけど、私のイチオシは蟹さん!!!
泡を吹く蟹・・・じゃなくビールを飲んで泡を付けてる蟹~~♪
世界に類を見ない、高水準な日本の食品サンプル。真面目な展示品が並ぶ中にしっかりユーモアも盛り込んでて、大好評なのも当然ですよね!
\(^o^)/
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