まずはスコットランドなど北部は今朝から全滅・・・で、ヒースローやガトウィックも正午には全ての便がキャンセルになりました。アイスランドの火山噴火によって、ヨーロッパの大部分が航空に障害をきたしました。
会社から帰るのに利用する、ヒースロー・ターミナル5地下鉄駅へ降りる前に通りかかった出発フロアー。
当然、ガラガラ。それでも一応、職員が受け付けカウンターに数人座っています・・・時々やってくる旅行者に、「今日は何も飛びませんよ~」と根気よく説明するのが、本日の主な業務です。
出発も全部キャンセル。
到着便も今日のは一つ残らずキャンセルで、明朝のは幾つか遅延の表示になっていますが・・・明日にならなければ判りません。
停まったまま、動く気配のない飛行機たち。両替屋さんのカウンターも、暇で暇で・・・でも帰るわけにもいかないらしく、同僚同士でお喋りに興じています。
今回の航空障害は、アメリカの9・11テロ攻撃直後のものより規模が大きく、第二次世界大戦以来の大きな被害度らしいです。今日だけで3000便がキャンセルされたんだって。
↑ 被害に遭った地域・・・かなり広範囲ですねえ。噴火の粉塵は石やガラス質の粒子なので、それがエンジンのある部分を詰まらせてしまうとエンジンが止まってしまう危険なものなんだそうです。
図解されても、、、ミシンの糸かけもマスターできなかった機械オンチの私にはサッパリですが★
そんな、大げさな!これくらいでエンジンが止まるワケないだろう!と思うと大間違いらしく、ちゃんと過去の実例まで紹介されていました。
1982年6月にインドネシアの噴火煤煙を吸い込んだブリティッシュ航空のボーイング747が、4つのエンジンとも一時的に停止してしまい・・・7000メートル以上も急降下!!!
でも危うくクラッシュする前にエンジンが再始動してくれて、危機一髪で大惨事を免れたんだって。うわー怖い。。。
そんなダイ・ハードなフライト、嫌ですよね!夕方もまだ、まばらに旅行者がベンチに座っていましたが・・・今夜は飛ばないと決まっているのに、今頃どうしているのでしょうか。
ちなみに、大抵の旅行保険は「天災による損害に対しては補償しない」という約款になっているそうです。だから保険の約款を確認せずにホテルを利用したら、ホテル代を支払われないケースも多いの。
今日、儲かった人達もいます。ヨーロッパ大陸間をつなぐ、ユーロスターやフェリーね。ホテルはどうかな?だって飛ぶのを諦めて利用する人はいただろうけど、今日イギリスに到着する筈だった人達は来れなくてキャンセルしたから、トントンかな。
地上からは、粉塵は見えないんだそうです。とてもキレイな空に見えるんですけどねー。
運が良ければ明日は再開、そうでなければもう少しかかるみたい。何しろ風まかせの事態につき、明日どうなっているか、今は誰にも予測がつかない。。。。と、ここまで書いて思い出した!
ラムちゃん、今スペインだわ。オーレ!
帰ってくるのは明日だっけ?明後日だっけ?
ラムちゃ~~~ん、無事に帰れるように祈ってますよぉ~!
でもま、駄目ならあと一日か二日スペイン観光を楽しむっきゃないね!
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