ガーリックづくし!!!
1人分の夕飯やお弁当は手をかけないし、そもそも料理というより「残り物まぜこぜディッシュ」って感じ。笑 しかも、乾物や調味料ならば賞味期限切れだって平気で使うしー。
そこで必然的に、料理らしく見える写真というと、外食かX君が作ったものが多いんですが・・・たまった写真の整理をしていて、つくづく彼の料理に欠かせないものって、
☆にんにく
☆オリーヴ油
☆酢&レモン
☆ハーブ(横綱はオレガノ)
だな~!と、改めて感心しちゃいました。しかも、それらの使用量がハンパじゃないよ!例えばオリーヴ油なんか、「たら~り…」じゃなくって、「だばだばだば~~~っ!」とかけます。
で、今日はX君のガーリック使用量について。では、例題です・・・。
↓ このラムもも肉ロースト。表面を覆っている、こんがり焦げたモノは何でしょう?
全面的にガーリックですよ!!!
パン粉に見えるのは、ガーリック。
この時は、にんにく5~6片をクラッシャーで潰したものに乾燥オレガノを混ぜて、肉の表面に塗り塗りしてました。更に、皮付きのまま野菜と一緒にローストしたのも、1人4~5個ずつくらい一緒に食べます。だから、合計15片くらいのニンニクを、2人で食べたことに・・・。
ニンニクくっさ~? ん~それが・・・2人で食べてるから、実感なし。どちらか一人だけがこんな食事をしてたら、「半径1メートル以内に接近するな~っ!」と怒っちゃうかもね。
ガーリック・ブレッドの作り方も、私が今まで知っていた調理法と、か~な~り~違いました。
①すりおろした(或いはクラッシュした)ニンニクをバターに練りこんで、
②あればパセリのみじん切りも混ぜて、
③それをパンの表面に塗ってから、オーヴンで焼く。
というものでした。しかし!彼のは、
①まずオーヴンで、スライスしたパンをこんがり焼く
②レモン果汁・その倍量のオリーヴ油・塩胡椒・オレガノを混ぜる
③生ニンニク3片くらいを、極みじん切りにしておく
④焼けたパンに、②を回しかけた後で③をトッピング。
つまり、生ガーリックをトッピングしたブレッド・・・もちろん、パンチのきいた味ですよ!
最初はビビったものですが、慣れるとしみじみ美味しいです♪ イタリアンな前菜のブルスケッタに近いけど、もっとハードにガーリッキーなのが特徴!
これがギリシャ料理の一般常識なのか、彼だけの傾向なのかは・・・他にギリシャ人を身近に知らないので、分りません!!!(まあ日本の料理だって、作り方や味の好みは十人十色ですからねー。肉じゃがだって、味噌汁だって、自分ちの味はよそんちと違うし・・・)
そんなガーリック・ブレッドと共にいただいた先日のお料理には、珍しくビートルートが登場しました。
それでX君がいうには、「ギリシャでは、ビートルートは魚とガーリック・マッシュポテトと食べるのが一般的なのだ」と言い張ります。。。そんな食べ合わせ、聞いた事ないよ!それって、アナタのご実家だけの創作料理なんじゃないの???
と疑心暗鬼なのですが。とにかくその晩、ビートルートと共に食卓に並んだのは・・・
作り方は、茹でたじゃが芋をマッシュしたら、生ニンニク数片をクラッシャーで潰して入れ、オリーヴ油もだば~っと入れ、塩コショウののちワイン酢も大匙2杯か3杯。
マッシュポテトというと、クリーミーな優しい味を思い浮かべますね?これは酢やフレッシュガーリックが効いているので、どっちかつーと「滑らかなポテトサラダ」というお味で、割とイケます☆
淡白な風味のコッドに、ニンニク風味の副菜2種、そしてそのニンニク風味を緩和するような甘味のビートルート。魚&ニンニクっていうのは、日本だと鰹のタタキではお馴染み。ビートルートは、別皿に盛った大根の煮付け・・・と思えば、そういう食卓もあるよねって感じでしょうか。
他にもいろいろ、「これはギリシャ風なのか、それとも彼の独創料理なのか?」と判断しかねる時もありますが・・・私の無国籍かつ残りもの寄せ集め料理が、日本の料理を代表できないのに比べれば、充分に正統派ギリシャ料理かな?!
(*) じゃあ、南欧原産のビートルートが一体どうしてロシアでボルシチに煮込まれちゃったのか?って、しばらく考えてたら・・・・「あっ!正教つながりかも~!」と閃いたんだけど、どうでしょうか~。
ギリシャ正教とロシア正教の、お坊さん親睦会とかで・・・「これ、オタクにない珍しい野菜のお土産~♪」とか言って。笑 で、よく分らない野菜もカレーに混ぜちゃえば何とかなるのと同じで、「う~ん困った、食べ方わかんないからシチューに混ぜちゃえ」って・・・?!
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