ロンドン市長卿の大名行列☆ロード・メイヤーズ・ショー
古代史の化石や石器から始まるこのミュージアム、ここまで辿り着くのは思えば長~い道程でした。。。(春の前編は、コチラからどうぞ!)
近代~現代コーナーも、それ以前と同じく見ものが盛り沢山なんだけど・・・
何せデカくて派手ハデ
巨大な神社のおみこし?いえいえコレは・・・毎年11月にロード・メイヤーが乗る、馬車のコーチです。
何故ならば、そのロード・メイヤーというのは、
シティの中の名誉職ねぇ・・・つまり私が解釈すると・・・
「おらが町」の商工会議所で、
会長やってるおじさん
の大規模バージョンという事ですねー。そのロード・メイヤー(市長卿)の就任式パレードが、「ロード・メイヤーズ・ショー」というイベントで・・・何と、1535年から延々と続いている行事なんですよ~!
市長卿の、「よだれかけ」型フリフリ・シャツも凄いけど・・・御者さんの白タイツも、目に眩しい!とはいえ、これだけベルバラな馬車に乗るのにフツ~の背広じゃ、もっと違和感あるもんねー。やはり、華美な馬車に似合うのはオスカル様ファッションでしょう!!!
せっかくここまでやるんだったら、出来ればブロンド巻き毛のヅラも被って欲しいかも?
博物館に貼ってあった、昔のポスター。。。字体や地下鉄マークが、レトロですね~♪
年に一度だけの出番・11月のパレード以外は、この博物館に駐車されている馬車コーチ。実は、
パレードでは、6頭の馬がこの馬車を引きます。エリザベス女王様が乗る金の馬車は、8頭の馬だから・・・それよりたった2頭少ないだけ!女王様に一歩譲っただけです!さすが世界の金融街シティ、商工会議所長のおじさん的メイヤーとはいえ、由緒ある権威なんだろね~。
同じアーティストを敢えて使ったあたりも、シティの市長卿ってば、やはり王室に対して「ホントの実力者は…ふふふ…」っていう気持ちがあったんじゃないかな?少なくとも、製造当時の250年前には。
500年以上続いているこのイベント、何と第二次世界大戦中ですら中断せず、例年通り行われたんだそうです。。。ロンドン金融街にとってこの継承は、かなり重要な意味を持つんでしょうねー。
13日の土曜日には、元同僚数人と同窓会ランチの予定があるから・・・その前に、ちょっとシティに寄り道してみようかな・・・?!
同日の夕方5時には、テムズ川のブラックフライアーズからウォータールー・ブリッジ付近で花火もやるみたい。お天気が悪くなければ、それも良いですね~♪ パレードのルートマップ等、詳しくは このリンクを見てね☆
私は、もし行くとしたら午前11時のマンション・ハウス出発周辺かな~?(同窓会アポが正午からだし)。。。もしそこで群青色のニコン・クールピックスS8片手に、ロード・メイヤーよりも馬の写真ばかり撮ってる女がいたら・・・かなり高い確率で、それは私でしょう~♪
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