分け与える喜び。クリスマス・スピリット
普段から飽食気味なのに、拍車をかけられるのがクリスマスです。しかも極寒、凍って滑る歩道も危なくって運動量激減の今日この頃。明日のXマス・ディナー以外は、自重自戒しないと危険です。
ウエイトローズを出て、もう一つ買わないといけない物があってデベナムズ百貨店へ。行く途中で通りかかったティファニーが・・・
デベナムズの用もさっさと済ませて、と・・・会社帰りの駆け足ショッピング、さくさくっと終了!外はまた寒いことだし・・・暖かいものを飲んでから、駅に行こうかな?
コーヒーを飲もうと思って入ったパン屋さんのカフェで、気が変わって熱々スープを注文!タスカニー風スープ。写真では沈んでて見えないけど、野菜や豆が沢山入っていました。
そういえば、スープ・キッチンというのがありますよね。教会とかで炊き出し風に、ホームレスや困窮した人に振舞われるという・・・。クリスマス・イヴだった昨日、Aちゃんがボランティアで働いてきたチャリティー団体CRISIS(クライシス)のクリスマス・イベントは、それより大々的で内容も充実したものでした。
場所はハマースミス地域のカレッジ校舎。食事はもちろん、健康診断や散髪やサマリタンズによる人生相談、それにITの教室にあるPCでインターネット使い放題とかまで。もちろんこういう団体には常駐ボランティアのスタッフがいるけど、このような大規模なイベントには沢山の臨時ボランティアが必要になるわけ。
Aちゃんは今年が初めてだったけど、私の会社の同僚でも毎年この時期に数日ボランティアで参加している人がいます。教会に行く人も少なく、熱心なクリスチャン国民とは思えない英国ですが・・・こういうのってクリスチャン精神だな~、っていつも思います。
新聞など各種メディアでもこの時季は、その尊い精神を呼びかける報道が多くなります。
イヴニング・スタンダード紙で読んだ興味深い記事に、「普通のホームレスは物乞いをしない。物乞いする者の80%が実はホームレスですらなく、殆どがドラッグ常用者なのだ。観光客の多いピカデリー・サーカスで、一番稼ぐ物乞い者には、一日に300ポンドから400ポンドも稼ぐツワモノまでいる」 と書かれていました。
そうなんだ、、、ホームレスと物乞いの人たちって、全く違うんですねえ、、、。Aちゃんや会社の同僚の行動力もそうだけど、何だか目が覚める気がします。私も何かしなくちゃ。。。 ちなみに、ホームレス支援団体は他にもいくつかあって、テムズ・リーチやシェルターなども同様の活動をしています。
でも、その何十分の一かの金額を信頼できる団体に寄付したり、Aちゃんたちのように行動で貢献したり。それが英国人の良心、クリスマス・スピリットなのかもしれません。それに、もしかしたら1年間の自分を振り返って、ギスギス生きていた自分を清めるための、贖罪みたいな意味もあるのかもしれないな。。。
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