ウエストエンドお勧めランチ(2)三越おまかせチラシ寿司
そういえば、この像の作者アルフレッド・ギルバートによると、これは一般的にそう呼ばれているエロス(*)じゃなくって、その双子の兄弟であるアンテロスの方らしいですよ!(*)古代ギリシャでは、エロス。その神話を継承した古代ローマでは、キューピッドと呼ばれました♪
エロスは無計画に縁結びの矢を射まくっちゃうイタズラ者らしいけど、アンテロスの方は自己を省みない無償の愛がウリで・・・シャフツベリー卿の博愛精神を、そんなアンテロスが象徴しているんだって。
へ~、それでエロス(←だからエロスじゃないって。)の像が建っているんだぁ~。恋人のデート待ち合わせ場所にふさわしい愛の使者って意味かな?くらいに思っていました、今まで。
ところで、日本人にとってピカデリーは・・・
としても、つとに有名です!!!あ、ジャパセンというのはジャパン・センターの事です。去年か一昨年ジャパセンが移転して、今は三越とお隣さん同志。利用者にとっては、この2件でリトル・トーキョー気分を味わえる便利さで、共存共栄している2社って感じ!
ラーメンが美味しかったNAGOMIのお茶は無料でしたが、ここは三越ざます。お茶には3ポンドいただくざーますよ、お客様。でもコカコーラでも3ポンドなんだから、だったら緑茶の方が良いでしょう?
それに、ここのお茶は・・・
「お~いお茶・濃い味」くらいの濃ゆさ・・・カテキンたっぷりで、身体に良さそうですねー。美味しいお茶だから、たっぷり飲んでお代わりもしましょう!
寿司茶とも呼ばれる、粉茶を使ったものだと思います。濃いお茶、大好き~♪
三越のランチは、メニューも豊富。お財布に優しい12ポンドの週替わりランチから、松花堂弁当(22.50ポンド)や寿司コース(33ポンド)、しゃぶしゃぶorすき焼きコース(38ポンド)まで・・・イベリコ豚のおろしトンカツだの鰻重だの、も~メニュー読むだけでヨダレが出そう。。。
そして、どれも期待通りに美味しいのが三越レストランの良いところ。「三越ブランドを汚すワケにはいかん!」という意地を感じる純和食が、(ピカデリーど真ん中という立地を考慮したら)リーズナブルな価格で堪能できるんですよ。
この日は初挑戦で、シェフおすすめランチの「おまかせチラシ寿司」(14.80ポンド)にしてみました~♪ 日によって内容(具)の変わるチラシ寿司で、今回は風流なネーミングがぐっとくる、
穴子一匹どーん!ハミ出してますね~。旨そうですね~~~。そして「吹き寄せ」られた部分は、マグロ、帆立、サーモンの角切りたっぷりの上に、玉子焼きとキュウリの角切りをトッピング☆
日替わりって事は、その日に最も新鮮かつ潤沢にあるネタを使うんでしょうねー。そういう意味で、この「おまかせチラシ寿司」って・・・超お得なんじゃないでしょうか!?
三越って、日本に住んでいた頃はあんまり買い物した事がなかった気がする・・・何しろ、日本橋や銀座にほとんど用事なかったし~。ロンドンに来てからの方が、三越来店回数の多いワタシです!笑
ロンドン店舗は小さいから、百貨店というよりも精鋭ブランドを扱うセレクトショップの雰囲気がありますが・・・日中韓の団体ツアー観光者のバスも定期的にここでお客さんを送迎しているし、中では免税手続きもしてくれて、効率的に商いをしてらっしゃるご様子。
日本でも厳選したハロッズ商品を扱っている三越ですが、この日に私のツボにきた奇妙なハロッズ商品がコレ。↓↓↓
美味しい日本食レストランだけじゃなく、こんなお笑いもかましてくれるし~。ピカデリー周辺に来るとつい寄ってしまう魔のスポット、日本人を吸い込むバミューダ海域・・・。
侮りがたし、ロンドン三越!!!
【後記】それから2年半後に、ロンドン三越は閉店しちゃいましたー。ランチも良かったけど、冬はここのシャブシャブが大好きだったので残念です。。。><
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三越ってやっぱり入ると、ほっとしますよね。なんか日本にいるみたいな、肩の力を抜いていいような感覚。商品の選択も日本人の好みをもちろん知り尽くしているし。以前は撤退などの噂も聞きましたが、唯一残る日系デパート、是非ともロンドンに末永く残ってほしいものです。(回し者ではありません)
「アナゴの吹き寄せチラシ」おいしそう! これは、その日にならないと内容がわからないのですね。いい日に当たりましたねー。
そうそう、伊勢丹とかANA高島屋とか・・・ありましたよね~。(遠い目。。。)
あの頃のバブリーな日本人観光客に代わって、今は中国人観光客が世界を闊歩してることに、時代の変遷を実感せずにいられません。
三越レストランて、「安全パイ」ですよね。冒険して新規開拓のお店に入るのと違って、美味しいことが保証されてるから安全。