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だるい恋バナみたいな気持ち…?寿司バーATARIYA

私とラム先生にとっては唯一‘地元の名店’として、長年通いつめた「寿司ひろ」
以前から、ATARIYAがオーナーに代わった事は聞いてましたが・・・。

とうとう数ヶ月前に、「寿司ひろ」の暖簾をおろして・・・新装開店。
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「寿司バーATARIYA」になっちゃいましたー!!!

アタリヤといえば、昔からお魚屋さんとしてロンドンの老舗。自社店舗からレストランへの卸しまで、幅広~く成功しています。寿司バーもロンドンに何軒かあったし・・・で、このイーリング・コモン店も新OPENした事になります☆
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数ヶ月前に開店したけど、まだ同社ホームページにもアップしてないほどのニューフェース!

既に何回か来ているというラム先生と一緒に、私も先日初めて「寿司バー・アタリヤ」に行ってみました。不安と期待が入れ混じって、ドキドキ・・・。そしてそれは、

「去年別れた彼のこと、ホントはまだ忘れられないの。でも、終わった恋だしね・・・。今の彼?うん、まあ、それなりに良い人よ。でも付き合い始めたばかりだし、ちょっとね・・・つい前の彼と比べちゃう時も多いかな・・・。でもこれから、時間をかけて育んでいこうかなって。前向きに考えるようにしてるの、最近は。」
(by:ぱら子)

あ、すいません!つい例えの妄想が長々と・・・。まあ、そーゆー恋愛の過渡期みたいな甘酸っぱ~い心境に陥ってしまったのですよ!

まず外観は、すっきりサッパリ清潔で好感度大?の全面ガラス張り。大波と宝船がカラフルですね~。
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以前の店構えはまるで、「剣道あたりの道場の看板ですかコレは?頼もう~!って入るの?」って雰囲気の、黒々とした太い筆書きの「寿司ひろ」という店名。そしてロウ細工食品サンプルの握りやいなり寿司が並ぶガラスケースが、いかにもレトロでした。

「別れた彼、ちょっと昔かたぎでカタブツだったなぁ・・・照れ屋で無口。ぜんぜん飾らないヒトだったの」(ぱら子)

着席したら、まずはドリンクでも頼みましょうか!先生はビール党だけど、私は日本食には熱燗が好み~♪
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メニューは、とっても楽しく読ませていただきました。笑

日本盛(にほんさかり)が、
NIHON NIGIWAI
まあ日本って人口密度が高いから・・・どこ行っても賑わってますけどね!

そして・・・小鼓(こつづみ)特別純米は・・・
KOZUTSUMI TOKUBETSU
って!!!特別な小包だよ~。「ゆうぱっく」かなぁ?
きっと、捺印しなくちゃ受け取れないね~!!!

「新しい彼の良いとこ?明るくて楽しいから、一緒にいるといつも笑わせてくれる事かなぁ~♪ ジョークか天然か判らない時もあるケド。笑」

ドリンクと共に、突き出しもやってきました。おお~っ、これはイイ感じ!
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マグロの旨煮。味付けも上品で、高得点でした~。オカズの量にしてもらって、ご飯を食べたくなる逸品。

元彼、じゃなくて「寿司ひろ」の突き出しは、一年中いつでも枝豆を小皿にちょびっと☆オンリーだったから、突き出しに関してはアタリヤの大勝利です。

で、本命のお寿司ですが・・・これが何と、全品少しずつ値上がりしてて大ショック~!私が「寿司ひろ」で、ほとんど必ず頼んでいた特上ちらし。↓↓↓
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16ポンドで、すごーく美味しくて大好きだったのです。上ちらしは、14ポンドでした。・・・それが今は、

特上ちらし 18ポンド
上ちらし 16ポンド


他のメニューもそれぞれ、同じような値上げ率で値段が上がっちゃいました~、、、、
マジ大衝撃!!!
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で、その日は並の握り、10.50ポンドにしました。さっすがネタは高品質!ロンドン中の主要な寿司屋&日本食レストランに卸しているだけあります。おいし~中トロの、ネタの大きさにも注目してみて!!!

でも、これだけじゃー私は足らないな。。。で、ねぎハマチ細巻きも注文。

先生は、ビールが進むと余り食べられない方につき、細巻き三種をオーダーしてました。
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左上は、おしんこ巻き。右上はネギトロ巻き。右下は私が頼んだ、ねぎハマチ。それで左下が、うなキュウ巻きで・・・タレがつゆダクなのが凄い・・・これって、イギリス人の好みにバッチリ合わせてる感じ~!

肝心のお寿司はどれも、寿司ひろ時代と遜色なく・・・お世辞ナシで、とても美味しゅうございました♪ じゃあ、値段以外は合格だったんじゃん?と思うかもしれませんが、実は。。。アサリの味噌汁が、
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ぬるくて、出汁も効いてなかった。。。

寿司ひろのアサリ味噌汁、超~~~~おいしかったのに!泣 しかも、味噌汁がぬるいなんて!出てきた時から、ぬるいなんてーっ!!!

そうそう、ぬるいといえば・・・これもですぅ~。
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ヌル燗だったの~。。。涙

アタリヤ・グループはロンドン中に、いや英国中にお寿司やお刺身を浸透させるのに、重要な役割を果たしてきた会社のひとつですが・・・。それだけに、英国人が何を好むかも熟知しているんですねえ、きっと。

この晩も、私たち2人以外は全員、非日本人だったお客様たち。東洋人も、中国や韓国などの方々でした。↓
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うなキュウ巻きのつゆダクしかり。猫舌の彼らのために、味噌汁と熱燗がぬるいのも・・・「アチ、アチチチ!オーマイガッ!舌ヤケドシマシタ、ドーシテクレマスカ!?」なんてクレームを避けるため?そんな、数々の苦い経験から学んだのでしょうか。

まあね~、スープはスプーンで一匙ずつすくって飲むから、お椀からすすり込むのも加減が判らない人もいるだろうし・・・。熱燗は、お猪口への注ぎ方が下手でダラダラこぼしたり、ウィスキーのショットみたいに「グイッ!」と飲もうとした人もいただろうし・・・。

でも、お店のスタッフはほぼ全員日本人なんだから、せめて私たちみたいに日本語をしゃべるお客には、ぬるい味噌汁とヌル燗はやめてくださーいっ!お願いですぅぅ。

「・・・別れた彼のコト、今でも考えちゃうの・・・。バカでしょ、アタシ。もう過去には戻れないんだし、今の彼の良いとこを大切にしなくちゃって判ってる。でも時々、ああ違うかな~これって思うわけ。え、今の彼は日本人かって?そうよ、でも・・・

イギリス生まれのイギリス育ちなんだよね。

バイリンガルで日本語カンペキだし、お父さんとお母さんは普通の日本人だけど・・・。彼の性格や考え方、まるでイギリス人だなって思うもん。」


ぱら子も私も、今後の展開にやや不安を抱いているのでした・・・!

あーそういえば、突き出し以外にも改良点がありました。「寿司ひろ」は現金オンリーでカード使用不可!でしたが、今はクレジットカードやデビットカードが使えますよ!拍手~パチパチパチ。。。

何だかんだ言ったけど、これから改善してって欲しいから・・・敢えて苦言したワケです。だってやっぱり家から一番近い寿司屋だし!大好きな恋人みたいなお店になってもらいたいもの。期待してますよ~ん♪


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by londepa | 2011-02-19 10:47 | 美食+B級ぐるめ | Comments(0)
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お気楽ごくらく♪ロンドン&カントリーサイド半々の暮らしぶりを綴ります。


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