百歳マラソン選手のインタビュー記事から

先週あたり日本でも報道されてたようだから、ご存知の方も多いはず。10月16日にカナダのトロントで開催されたマラソン大会で完走した、100歳のファウジャ・シンさん。

先日、会社帰りの地下鉄で他の乗客が置いてった「ザ・ガーディアン」紙を読んでたら、彼のインタビュー記事がありました。飾り気のない彼の言葉がとても良かったので、持ち帰ってきました。今日は、その概略をご紹介しようと思います。

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インドで農業をやっていた彼は奥さんや息子さんが亡くなった後、東ロンドンの親族と暮らすため1995年に英国へ移住しました。でも、英語が話せず望郷の念でしばらく落ち込んでいたそうです。

しかし転機はやがて、昔好きだった「走ること」をもう一度やってみようと思った時。周囲の人たちに、ロンドン・マラソンってどうやって出場するのか?と訊いてみたところ、近所に住む元選手だったプロコーチ、ハーマンダー・シンさんを紹介されて・・・89歳だった時、本格的にスタート!

(コーチの姓も「シン」なのは、パンジャブ語しか話さないファウジャさんと同じパンジャブ地方のインド系イギリス人だから。その地方に多い姓みたいです)

「ファウジャさんには無償でやってます。彼をトレーニングするのは、とても光栄な事ですから。去年の身体検査では、彼の骨は35歳並みの健康さでしたよ」

と、今ではコーチだけでなく親友でもあるハーマンダーさんは言ってます。そんなに丈夫な骨の持ち主なのに、ファウジャさんは、

「牛乳はそのまま飲まない。痰が増えそうで、怖いから」

とか。ではどんな食事をしているのか?という質問には、

「豆やカリフラワー(のカレー)と、ロティ(ナーンに似たパン)、それにチャイ(インド風の甘く煮出したミルクティー)など。僅かな食事しか摂らないね。いつも沢山食べてたら具合が悪くなると思う」

って答えてました。そして、一日に10kmから15kmを毎日走っているんだって。数年前には、デイヴィッド・ベッカムやジョニー・ウィルキンソンなど歴代のスター選手と同じく、アディダスの広告にも登場したんですよ!

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インタビュー記事は、スポンサー収入について尋ねられた時の、彼のこんな言葉で締めくくられています。

「ルピー(お金)にはそれほど興味がないから、チャリティに寄付したりしてるよ。お金ってのは、貯めたり使ったり失ったり稼いだり・・・自分の歳になると、ただ走ってるだけで満足さ。だって、誰がこんな年寄りと話したがるかっていうんだ?それが今じゃ、皆がだよ!走っているお陰で、大勢の人達が自分に好意を示してくれる。とても幸運で、とても幸福なことじゃないか?」

こんな心境だから健康でいられるのか、それとも健康だからこういう心境なのか。。。 きっと両方ですよねぇ。

彼が百歳だというのは証明できる事実のようで、ギネスブックにも載る予定だとか。
101歳でもフルマラソンを完走できるよう、今日も東ロンドンのどこかで走り続けているんでしょうね・・・!


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私も出来るだけ参加してるので、偶然お会いしちゃうかも?!★★★


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「わぁ、沢山の方が読んでくれているんだ…」
って実感してとても嬉しく、私の元気の素になってます♪

by londepa | 2011-10-23 13:57 | その他 | Comments(0)
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お気楽ごくらく♪ロンドン&カントリーサイド半々の暮らしぶりを綴ります。


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