ローマ(6)富の結晶・バチカン美術館
寒さに慣れてないローマっ子達は、いつものカラフルなお洒落ファッションはどこへやら。同じ気温でもロンドンの人達の倍くらい着ぶくれしてて、「これからアルパイン・スキーにでも行くんですか?!」みたいな重装備なのが可笑しかったー。

でも、これくらいの気温には慣れているY子ちゃんと私は・・・朝から元気にバチカン美術館へ行きました!(中庭には、まだ白い雪がたっぷり残ってます・・・。↑)
朝の9時半くらいに行ったから日中のような長い行列はなく、5分も並んでたら入れて楽勝~♪

入場料は15ユーロで、システィーナ礼拝堂やその他12もの(!)美術館やギャラリーに入れます。まともに全部を見ようと思ったら、丸二日はかけて7kmを歩く事になるんだって。@@
何気に上の写真には、有名な円盤投げしてる人の彫刻なんかもありますよねぇ~。所蔵品数もハンパじゃないみたい。

でも沢山ありすぎて、美術に造詣のない私には有難みがイマイチ薄れそう・・・それくらい、行けども行けどもゴマンと並んでましたー。

あら、ロマンチックなお風呂かしらん?と見まごいそうな、華麗な棺。高貴な人たちの棺だから、その周りでは数々の動物や聖獣などが、お墓を守っていたようです。

このわんこも、2匹セットで棺の両脇に並んでいたんですね~。こんな頼れそうな番犬に見守られていたら、きっと安らかに永眠できたと思います!
かと思えば、柱にハクション大魔王もいる。。。。

古代ギリシャ&ローマの彫刻、エジプト美術、エトルリア美術、現代キリスト教美術やルネッサンス絵画などが多い美術館らしいけど、このハクション大魔王は一体どれに属するんでしょーかー?!

ここらへんは新品ですね。教皇が外交でプレゼントされた「ザ・ご進物コーナー」といった感じの収集品も一杯ありましたー。

タペストリーの間とか、燭台コレクションとかも膨大な数で、、、展示品の量に圧倒されてしまって、そのうち一つ一つ熱心に見るのを放棄した私は、もっぱら館内のインテリアに感心してました。

大理石の床も、こんなのが沢山。でも見ていて飽きないのは、何といっても・・・

天井でしたーー。絵画だけじゃなく、立体的な彫刻が施されてるのも沢山!


でも天井の絵といったら、必見はシスティーナ礼拝堂・・・そう、ミケランジェロの「創世記」!!!そこには祭壇の壁画に、同じく彼の「最後の審判」もありました。
でもシスティーナ礼拝堂は、写真撮影禁止なんです。写真どころか、沢山の観光客がお喋りしてザワザワうるさくなってくると、職員が「シーーーッ!静かに!!」って注意したりしてました。言われてみれば、聖なる場所ですもんねぇ。
システィーナ礼拝堂で写真を撮っちゃいけない代わりに、

館内いたる所に、お土産コーナーが待ち受けてましたー。さすがバチカン、がっちり商魂は健在ですね!!

丸二日かけて全部を見る根性も時間もない私たちは、約2時間ほど歩き回って終了~。この後は美術館内のカフェでお茶して、足を休めました。

もうすぐお昼になる頃。今日のランチは、どうしようか?!って相談しながら、バチカン美術館を出ました。

朝ご飯はホテルでしっかり食べたから、まだそんなにお腹空いてない。だから軽食程度にして、次の目的地に行きたいね~。
前夜のレストランでも隣りのテーブルの人に聞いたし、念のため朝はホテルのフロントにも「今日はコロッセオ開いてますか~?」って観光センターに電話して確認してもらったし、今日は大丈夫らしいから・・・ランチの後は、執念でコロッセオ再訪!
今回は絶対に中へ入りたい、と意気込むY子ちゃん。私は以前にも入ったけど、旅友の願いは叶えてあげたい・・・。
そう、人生はネバー・ギヴ・アップ!!エイドリア~~ン!!!!
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