旧イングランド銀行パブ☆
私んちからだと、地下鉄セントラル線のチャンセリー・レーン駅から行くのが便利。そこからフリート・ストリートに向かって少し歩くんだけど、お天気が良くて暖かかったからルンルンお散歩気分~♪
あー、着いた着いた!ここが、待ち合わせのパブです。
今回はE子さんが、「ろんぱらさんのお好きな所なら、何処でもOKですよ~」と寛大に仰るので、以前から一度は行ってみたいぞ!!!と願ってた所に決めさせて頂きました。何故なら、そこはね・・・
THE OLD BANK OF ENGLAND★
そーなんです。ここは元イングランド銀行の高等裁判所支店だったのよー。そこをビール醸造会社フラーズ(*下注)が買い上げて、パブに改造したんだって!@@
はい、ここが入口。ほほぉ~、そう思って見ると如何にも由緒ある銀行の入口っぽいかも?じゃあ、中に入ってみましょう~~。
どどーんっ!!店内も重厚で、イングランド銀行だった当時の面影を濃ゆぅぅ~く遺してる感じ。1888年から1975年の87年間、ここで銀行やってたんだね~。
↓ 天井なんかも、何気にディテールがゴージャスじゃね?
もちろん日銀と同じく、国が所有するイングランド銀行。第一次世界大戦下では、この地下室に王室の財宝を保管していたって言うし!今もそこは活用されてるけど、、、残念ながら財宝ザクザクの金庫じゃなくって、お酒の貯蔵庫や厨房らしいです。笑
ところで住所は、「フリート・ストリート194番地」。この通りの名前を聞いて、うむむっ?と思った貴方は洋画ファンじゃないでしょうか・・・?!
ジョニー・デップ主演&ティム・バートン監督作品、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」!!!
お店でもらったパンフレットによると、、、伝説上の猟奇殺人鬼スウィーニーの理髪店と愛人ミセス・ラヴェットのパイ屋さんはこのパブの両隣りにあった事になってて、このパブ地下の下水管に殺害した死体を保管!その人肉をパイの具にしてラヴェット夫人が売ってた!!って事になってマス。うひぃーーっ。
まあ実在の人物じゃなかった可能性も高いんだけどね。でもきっと19世紀には似たような事件が実際あったから、怪奇小説のネタになったんじゃないかなぁー。。。
という訳で、ここで食べたランチは・・・当然、このパブご自慢のパイ料理にするっきゃないでしょう!!!!爆 向こうに見えるのは、E子さんのフィッシュ・パイ。マッシュドポテトの蓋の下にシーフードが沢山入ってました♪
こっちは私の、牛肉と鹿肉の煮込みパイ☆ シチューみたいに柔らか~く煮込んであるから、本当は別の肉かもしれませんよねぇ!っていう、場所柄たいへん相応しいベタな一品です。^^ 両方とも、ちゃんと美味しかったー。
お手洗いは2階にあるので、昇ってみた様子。この2階にも何卓かテーブルがあったから、こんな眺めを見下ろしながら飲んでも良さそう。
こんなユニークで面白いパブ、法曹界の人達とサラリーマン専用にしとくのは勿体ないでしょ?!ロンドン観光や所用のついでに、ちょっと寄り道しては如何でしょうか~♪
でもここ、平日のみ営業なんです。土日は閉まってるのがネックで、なかなか来るチャンスなかったから・・・E子さんとお会いする機会にやっと来れて、本当にラッキーでした!
たっぷりボリュームのランチを食べながら、お喋りが弾んだので・・・次、もう一軒いくよっ!!それは弁護士見習いJS君に連れてってもらったAちゃんが、「絶対オススメ!」って絶賛してたパブ。
さて、そのお薦めポイントは・・・?ふふふ、次回のお楽しみですよーん♪
(*注釈) フラーズは、西ロンドンのチズィックにあるビール醸造会社。2年前にE君と一緒に工場見学をした、楽しい思い出のある場所です!その時の様子は、この過去ログを見てねっ。
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って実感してとても嬉しく、私の元気の素になってます♪