天使とカレー・ソーセージ
最近ど~も更新頻度がイマイチ。>< 会社の後も早々に寝てるのに、何だか疲れが取れないような。。。それと、無理すると体調に良くないかな?ってセーヴしてるのもあります。やっぱ再発&転移がないように!というのが最大の目標ですもんねぇ。
という牛歩の更新、何卒ご容赦を~。
Fちゃんとベルリンへ行くのが決まった時、絶対に見たい!と心に決めたのが、戦勝記念塔・ジーゲスゾイレです。
ヴィム・ヴェンダース監督の映画「ベルリン・天使の詩」で、主人公の中年天使やその仲間たちがハトみたいに停まってた塔なんだもの~~♪
主人公の守護天使ダミエルが、人間の女性に恋をして・・・永遠の生命をもつ天使である事をやめて、人間になりたいって。ストーリーは逆人魚姫みたいなんだけど、映像と音楽がすごーく甘美な作品だったんですよ・・・。
それで遂に、念願のジーゲスゾイレに辿り着いたんです!!!!
でも。
でもでも、何かフツーで感動的じゃないの。あれれ、おかしいなぁ~。何故ゆえ、どーして感動の嵐が押し寄せて来ないのかしら?!変ねえ・・・。
と、よーく考えてみたところ、きっと理由は天使が停まってなかったからなんですね。当たり前なんだけど!当然、そんなの停まってたら逆に大変なんですけど!!でも、どこか期待してたのかな。私は自分が思ってた以上に馬鹿なのだわー。><
天使は停まってなかったけど、塔の先端にどどーん!と立ってるのは、勝利の女神ヴィクトリア。ヴィクトリアつーと英国でも、どっしりずっしり貫禄ある女王様がいたっけ。ちょっと雰囲気が似てる。笑
そっから駅まで戻るのは、大通りじゃなくて森林みたいな公園を抜けて歩く事にしました。ロンドンにも大きな公園が沢山あるけど、ベルリンのはもう~マジで森!首都のど真ん中に、大きな森が幾つもある感じなんです。@@
とはいえ公園でやる事は共通してて・・・散歩、ジョギング、サイクリング、犬のお散歩。この子は真っ赤なボールを自分でくわえてる、お利巧わんこです。
こんな調子で、ペルガモン博物館で始まったベルリン2日めの観光が終わった途端、、、すっご~くお腹が空いた!ホテルの部屋に戻ったらもう一度外出するのが億劫になりそうだったので、ホテル近くのレストランに入りました。
Fちゃんはドイツ版とんかつ、シュニッツェル。お肉は仔牛か豚を選べます。とにかく、めたくそ叩き延ばして薄ーく大きーーく。それにアンチョヴィ&ケイパーをトッピング☆ ポテトもサラダも付いてくるから、凄いボリュームです。ゆめゆめ前菜など頼んじゃいけませんねぇ。
で、私は・・・まず、お約束のビール♪ シュルトハイスって読むんだ~、、、ありがとうございます中江さん!「よ、読み方わからない・・・後でググらなきゃ。」と思ってましたー。
ドイツのビールといっても色々あるんでしょうが、私はピルスナーを好んで頼んだせいか、殆どが日本のビールに似てるな~と思いました。キリンやサッポロを飲んでるみたいな味。つまり、美味しい♪
そして、カリー・ヴルストとザワークラウトを注文しました。サイドディッシュなのに大盛りのザワークラウト!キャベツの酢漬けを、玉ネギや人参やベーコン系の塩漬け肉少々と一緒に炒めてあるの。
これが、もう・・・後をひくおいしさ☆ 前菜のサラダ代わりに、わっしわっしと平らげました!
そして、カリー・ヴルスト(カレー・ソーセージ)。数年前のドイツ・ライプツィヒ旅行では食べるチャンスを逃したので、今回こそは逃すまじ。と、こちらもベルリンで必ずと思ってたんですよー。
屋台のような簡素な店でもよくやってるけど、何故かそういう店を通りかかる時に限ってお腹が空いてなかったり急いでたり。で結局、レストランで頼んじゃいました。
では、いよいよ待望の・・・カリー・ヴルスト登場~~。\(^0^)/
えとえと、えーっと。ソーセージにカレー粉かけて、トマトソースかかってました。ガイドブックにもそう書いてあったけど、やっぱ見たまんまの味ね。
食べてみます。
やっぱし、ソーセージにカレー粉かけた味がしました。決して不味くはない!むしろ美味しいとも言えます、もともとソーセージ好きだし。でも自分ちでも出来るといえば出来るわぁ。普段ソーセージにはマスタードだから、別にやらないだけで。
願望や憧れってのは、実現しちゃうと「えっこんなもんですか」って拍子抜けする事もありますよね~。私にとってのカリー・ヴルストは、ちょっとそんな感じ?
天使ダミエルも人間になってから、そう思ったかもね・・・!^^
あの映画は本当にシミジミと余韻の残る、切なくて美しい作品でしたよねぇ・・・。でも私、あの塔の先端にいる筈(?)の天使たち見えなかったんですよ!ココロが穢れているのかもー。T_T