私たちがウィンチェスターへ行ったのは、「自負と偏見」や「エマ」「分別と多感」などを著し今もイギリスそして世界で愛されている小説家、ジェーン・オースティンの軌跡をたどる為でした。
そこでウィンチェスター2日目は、この街に詳しいブルーバッジ・ガイドさんと一緒に見学です!
身振り手振りとともに、表情たっぷりで熱く語るガイドさん♡
彼女が私たちに伝えてくれたのは、古代から商業の地として栄えローマ人にも大いに活用され、アングロサクソン王朝時代にはイギリスの首都にまでなった、この街の魅力でした。
そして中世には勢いを失ったものの、今また歴史あるイケてる街として人気を盛り返している!!!
というポイントが飲み込めてきたので、何だか奈良や京都に修学旅行へ行った中高生みたいな気持ちになりました。多分そんなにハズしてないと思うんだけど、、、どうかな?!
(・∀・)
市の博物館には入る機会がなかったけど、コレ建物そのものが博物館クラスかも~~な感じだし。
もう、そこら中に歴史の匂いがプンプン漂いまくります。
ウィンチェスター大聖堂の司祭さん住居&オフィスなんかも見て、
じゃあ、このウィンチェスター大学は京大みたいなモンかな??って仰ぎ見たりしたのですが、、、
それよりも、何よりも。
その隣にある、この小さな家。今はここもウィンチェスター大学の一部になっているのですが、ここがジェーン・オースティンが晩年を過ごした家だったのです。
その症状から察するに、現代医学ではアディソン病またはホジキンリンパ腫とも推測されているものの、200年前の当時は「原因不明の難病」に罹ったジェーン。
ハンプシャー州チョートンの自宅から、それよりも医療が発達した同州の大都市ウィンチェスターに治療のため移り住みましたが・・・その甲斐もなく、2か月後に死去。
享年41歳で世を去った彼女は、そうしてウィンチェスター大聖堂に埋葬されました。
その家の真向かいは、小さな小さな公園みたいになっていて・・・私たちが訪れた時は、白いバラが咲き誇っていましたよ。
そして、壁にはジェーンの小説「分別と多感」からの一説。「自分にとっての幸福が何なのか知りなさい。希望と呼んでもいいでしょう」
もっと正確に引用すると、これが原文です。
Know your own happiness. You want nothing but patience - or give it a more fascinating name, call it hope.
これは作品の中でダッシュウッド夫人が息子エドワードに言った台詞で、「貴方にとっての幸福が何なのかを考えないとね。辛抱が大切ですよ、もっと素敵な言い方をするならば希望と呼んでも良いでしょう」・・・って感じかな?
ジェーン・オースティンには、もっともっと書きたい事・表現したい事があったと思います。なのに病のために目がかすみペンを持つ握力も失せ、やがて立つことも出来ず衰弱して最期を迎えました。
でも、その短い生涯で遺した小説は今も人々に愛され、輝きを放ち続けています。
古都ウィンチェスターの大聖堂は・・・そんな彼女が永眠する場所として、とても相応しいように感じたのでした。
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