ロングラン65年め!アガサ・クリスティ脚本劇「ねずみとり」


明日から姉Fちゃんが来るので、Aちゃんちに通うのはもちろんだけど途中でビルバオ旅行したりクラシック・コンサート行ったり・・・と盛りだくさん♪

本当は他にも観たい舞台があったりするけど、一週間の滞在なので全部はムリですねぇ。笑


a0123372_05560972.jpg

舞台といえば今年の夏は、以前から一度は観たいと思ってた劇「マウストラップ:ねずみとり」を、遂に観ましたよー。
\(^o^)/


a0123372_05593520.jpg

場所はロンドン・ウェストエンドの「セント・マーティンズ劇場」。


a0123372_06010492.jpg

これ6月20日の時点で、26,929回目の上演だったから、、、そっから三か月以上経った今では、もう27,000回を超えてますよね!@@;


a0123372_06034190.jpg

なんと今年で65年目に突入した、世界最長のロングラン舞台劇。その最大の理由は、もう~何を置いてもイギリスの誇る推理作家、アガサ・クリスティの卓越したストーリー展開と人間描写なんです。


a0123372_06064125.jpg

更に、そのクラシックな世界を忠実に再現して原作ファンの期待を裏切らない演出も、大きなカギなんだろうなーと思いました。

まぁシェイクスピアとかまで古い戯曲なら、現代版の設定でアレンジされても幻滅せず「新しい視点だなぁ」とか「リア王の悲劇は現代でもアルアル!」って事になりますけど。笑


a0123372_06325053.jpg
a0123372_06340060.jpg

まだ結婚して1年という新婚カップルが、郊外で経営を始めた小さなホテル。オープン早々の大雪で人里から隔離状態になった、小さな空間で繰り広げられる連続殺人事件。

宿泊者たちも経営者カップルも、だんだんお互いを信じられなくなってきて・・・最後の最後で「あっ」と驚く真相が!という、ミステリーの女王クリスティの王道をいく展開です。


a0123372_06444247.jpg

でも彼女が最初に発表したのは、舞台用の戯曲ではなくBBCのラジオドラマ。1947年に王太后メアリー(エリザベス2世女王の祖母)80歳を祝う特別ラジオ番組の一環でした。

その短いラジオドラマが人気を博したため3年後に短編小説化、続いて翌年には舞台用にも戯曲化・・・で、ウェストエンドのアンバサダー劇場で1952年初演!!!

その21年後には近隣のセント・マーティンズ劇場に移って、現在に至ります。


a0123372_07011720.jpg

初演キャストでは、なんと故リチャード・アッテンボロー(上のイラストで毛糸の帽子を被ってます)が刑事役ですよ~~。65年もの間には、他にも数々の有名俳優が登場してきました。


a0123372_07313652.jpg

こーゆー歴史を語る資料やポスターなどが、正面玄関ホールや上演前&幕間に一杯飲んじゃうバーなどの壁に沢山あって、、、劇場は劇場なんだけど、同時に小さいミュージアム的な?

それに今では館内喫煙なのに、壁には灰皿が取り付けられたままってのもレトロ感満載です♪


a0123372_07133666.jpg

往年の4コマ漫画「アンディ・キャップ」、1962年11月には劇場前の看板をチラッと見て。

「おいフロー、11年目だってさ」
「アタシのコートと同じくらいね」
「お前ホント抜け目ないよな!?」

なんてネタにもなってますしー。笑


a0123372_07342679.jpg

2002年11月には上演50周年を祝って、エリザベス女王&エディンバラ公が観劇に来てました。女王様にとっては、お祖母ちゃんの80歳バースデイ記念ラジオ番組の為に書かれたお話ですもんね~


a0123372_07401756.jpg

この日も観客の入りは良かったし、まだまだロングラン上演記録を更新し続けると思います。秋冬は舞台を楽しむシーズン!アガサ・クリスティの世界を堪能してみるのも、ロンドンならではの体験だと思います~~♪
( ̄∇ ̄)




*********************

本日も読んで頂いてありがとうございました!
↓ ランキング応援クリック、よろしければお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村

★「地球の歩き方」特派員ブログ★
ロンドンまたはイギリスに初めて来る方にも分かりやすく、親しみやすい内容を心がけてます!ほぼ週イチ更新。^^;




by londepa | 2017-09-30 07:52 | シャーロックと文学のロンドン | Comments(2)
Commented by miya_sei at 2017-10-01 16:59
ねずみとり、そんな話があるんですね。アガサクリスティーと言うと、オリエンタル急行や、そして誰もいなくなった、とか、カーテン、とか、若いころ、何度となく読んで感動してました。他の推理小説とも違う淡々と静かに話が進んでいくような、、感じが好きでした。また、読みたくなって来ました!!
Commented by londepa at 2017-10-03 09:17
これ小説としては短編小説だというから、クリスティの短編小説集ならば収録されてるんだと思います。

でも舞台では、終演のとき「この結末は誰にも言わないで下さいね~」と出演者が観客に呼びかけるんですよ!それも伝統のうち。笑

それくらい、アッ!という真犯人のお話でした~~。
line

お気楽ごくらく♪ロンドン&カントリーサイド半々の暮らしぶりを綴ります。


by londepa
line