最初にその前を通りかかったのは、まだアテネに到着してから数日後という頃でしたが・・・それ以来、X君も私も「次回あの周辺に行ったら絶対、中に入ろうね!」と固く誓い合った(?)場所。
\(^o^)/
入場料の大人1人につき6ユーロ(2018年1月現在)を払って、いざ中へ!!!
ここはシュリーマンが2度目の妻であるギリシャ女性と家庭を築き、子供たちと一緒に住んだ家。
ちなみに最初の奥さんはロシア女性で、考古学に情熱を傾ける前の彼は商人として財を成したのですが、その中にはクリミア戦争でのロシアへの武器密輸なんかも。
(◎_◎;)
とまぁ、そんな彼自身の資金もフル活用して、、、遂にトロイア遺跡を発掘!この部屋には、彼が発見した貨幣の一部も展示されています。
その他に展示されている貨幣のほとんどは、他の収集家や所蔵者たちからの寄贈や貸与。もちろんギリシャを中心にビザンチン帝国やローマ帝国などヨーロッパが中心ですが、日本の小判(19世紀のもの)も数枚ありましたよ♪
というメインの貨幣コレクション展示に負けず劣らず、シュリーマン一家が住んでた頃のままオリジナル☆という内装が、めっちゃ見応えありました~~。
もちろん最小限のメンテ修繕などは必須でしょうが、デザイン的にはシュリーマンが住んでた時のまま。
床に数多く残るモザイクも、
彼の名前をギリシャ語表記にしたイニシャルが施された壁も、当時のままなんだそうです。
とはいえ今は博物館ですから、シュリーマン一家が使っていた生活家具(ベッドやテーブル・椅子など)はありません。
でも備え付けの調度品、たとえば彫刻が施された大理石の暖炉なんかは残っています。
また生活のための家具ではなく、仕事・研究のためコイン収納用特注キャビネットなどは、幾つもありました!
考古学や貨幣史に興味のある人には、もちろんお勧め。
でも1800年代後半に建てられた素敵なお屋敷ウォッチングとしても、十分楽しめる博物館なのでした!
(●^o^●)
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