大腸ガンの一種であるS字結腸ガンと診断されて、その翌々日に大手術をして患部および周辺を切除したのは6年前。
告知された時のことは、今でも鮮明に蘇るんですよ。Aちゃんも一緒に座っててね、担当医からそれを聞いた時、マジで漫画の駄洒落みたいに「ガン?ガーン!!!」となって、しばらく実感が湧かなかったです。
何というか、他人事を聞いてるような、それホントに自分の事なのかなぁ。これ夢でも見てるのかなぁ?って妙な気持ち。
そして半年ちょっとの間お腸夫人生活(ぶっちゃけ人工肛門ねw)⇒抗ガン剤ゼローダ服用、という標準治療フルコースを経てから、腸のリバース手術でお腸夫人をやめて普通の腸ライフ。
術後5年間は主治医のもとで定期健診してたけど、それも昨年の満5周年おめでとうパチパチパチ~♪というタイミングで終わりました。
その時々の様子は、当ブログのカテゴリー「ガン?がんばっ!」で綴っていたので、もしもご興味ある方はプレイバックして読んでみてね。
今ふり返ってみれば、もうちょっと詳しく闘病生活を綴るべきだったかなぁ、、、と思わなくもないんですよ。他のガン闘病記ブログだと薬の説明や腫瘍マーカーの記録とか、詳細を記してる方も多くいらっしゃいます。
でも私自信が、ブログ書く事によって自分を鼓舞するようなノリだったし。何しろこちらの病院では医師がいちいち腫瘍マーカーの数値とか言わないの。
一度だけ担当ジェンキンス先生に「日本だと腫瘍マーカーとか患者さんに知らせるようなんですが、先生からそういう事ぜんぜん聞かないのは何故なんでしょう?」って質問したら、逆にビックリされました。
「えっ、そんなの知りたいの?まぁ知りたいなら詳細を教えてあげるけど、そういう数値ってその日によって変わるもんだし。数字だけで一喜一憂するより、全体の調子が良いほうが大切だよ」
という返答だったので、それもそっか!笑 と納得しちゃいました。同様に食事指導とか、一切ないんです。昨年の満5年で取りあえず放免となった時も、今後は何か注意事項ありますか?たとえば飲食とか・・・と訊いた時も、
「何もないよ!あなたはもう全快したんだから、好きなもの食べて飲んで生活を楽しみなさい。あ、でも運動は大切だね~~♪」
って明るく言われてお終い。私もアバウトな人間なので、それで満足してます。
(;・∀・)
でも告知された6年間には、いくら呑気な私でも「ガンで死ぬのかな」って怯えました。
怯えつつも敵の正体を知るべく色んな本や情報を読んで、「初発のガンでは死なない。命に係わるような深刻な状況になるのは再発・転移してから」らしいので、じゃあ再発・転移しないよう標準治療と平行して色々やってみよう!と思いました。
その中にはサプリや健康茶なんかもあるものの、特にコレが効いたからお勧め!というのは、ハッキリ言ってありません。私も落ち込んでた時の「ワラにもすがりたい気持ち」が痛いほど分かるので、いわゆる癌ビジネスの加担はしたくない。
もちろん今の孫シッター&パートナーX君との新居生活なんて、そんな6年前の自分には想像も出来なかった、、、だからこそ、平凡な毎日が楽しくてしょうがない♡のです。
(#^.^#)
さてと!
月曜の午後は、初めてマゴ君と2人っきりで近所の公園へ行ってみましたよー。
今まではAちゃんと一緒に3人で来た事あったけれど、今回はAちゃん抜き・・・つまり全面的に私が責任者なので、ちょっとドキドキ緊張しました!
お昼を食べた後だったし、曇りがちながら気温は暖かかったし、もしかしたらバギーで揺られながら眠っちゃうかな?と思ったけど。
周りの木々や通りかかる人々を眺めながら、そよ風に吹かれて楽しそう~♪ ご機嫌だった証拠に、何やらゴニョゴニョ赤ちゃん語で喋ってました。
滑り台やブランコなど幼児向けの遊具も一杯あるけど、まだまだ無理で・・・。
それでも遊具や卓球台などを、興味深そう~に見つめるマゴ君なのでした♡
最近は歩行器に乗せると結構なスピードで前進したり、ソファに掴まり立ちしたくて私たちに補助を要請したり(笑)、動きたくて仕方ないみたい。
マゴ君と一緒の時間はゆっくりゆっくり過ぎていくように感じる反面、彼の成長の早さは目を見張るばかり・・・。
ロンドンも春爛漫、のどかで素敵な1日でした。
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