先週、たまたま良い天気だった日。「たまには別のナショナルトラストへ行こうか」という気分になり、コッツウォルズにある村のひとつレイコックへ行ってきました。
そこへ行くのは何度目かだけど、やっぱりフォトジェニックな村は散歩のし甲斐がありますねー。自慢のキャメラはもちろんクリスマスに特殊なレンズも次女の夫からプレゼントされたX君なんか、もう私以上に上機嫌♪
そういえばインスタグラムで知り合ったお友達の一部では、こうして写真を撮りながらの散歩を「お写んぽ」と呼んでるようです。上手いねぇ!
( ´艸`)
中世から続く家並みを堪能したあとは、13世紀の修道院だったのを改築した邸宅や、その屋敷で生まれた歴史的人物ウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボット(イギリスで初期のカメラ技術を発明した人)にちなんだ博物館も見たんだけど・・・。
その博物館2階のギャラリーでやってたイラスト展が、すごく良かったんですよ~~。「あっこれトィードルディーとトィードルダムね♡」って咄嗟に言える人は、きっとアリスのお話ファンでしょ?!
その名も題して、Through the Looking-Glass and What Alice Found There(鏡の国と、そこでアリスが見たもの)という個展。マギー・テイラーというアメリカ出身のアーティストによる作品群でした。
ルイス・キャロルのお話からインスパイアされたという本展は、主催者ナショナルトラストによると数年前にも開催した第一弾「不思議の国のアリス」テーマの作品展に続く企画だったそうです。
こちらは入口のイメージにも使われていた、ジャバウォック。「鏡の国のアリス」作中では「ジャバウォックの詩」で語られている架空の生き物です。
このように、ちょっとブキミなのに不思議な美しさを放つ作品ばかり・・・中でも気に入った数点を。
ところでマギーさんの作品は、ヴィクトリア時代などの古い写真をイラストの一部に取り入れたものが多いんです。上の画像も背景になってる木々や人物の顔など、昔の写真からのコラージュを多用しています。
だから幻想的なのに、妙にリアル。↑こちらで子猫を抱いてる少女の背後にある窓は、このレイコックアビーにある窓の写真です。
残念ながらレイコックアビーのフォックス・タルボット博物館での展示は、1月12日で終了しちゃいましたが・・・お好きな方は幾つかのウェブサイトで観れますよ。例えば↓こちらのギャラリーなどは分かりやすい感じ。
今まで知らなかったアーティストの作品に出会えるのは、ちょっと嬉しい幸運ですよね!ますますお写んぽが楽しくなった、レイコックでの1日でした♪
o(*゚▽゚*)o
*********************
今日も読んで頂いてありがとうございました!
↓ ランキング応援クリック、よろしければお願いします。
にほんブログ村
ロンドンまたはイギリスに初めて来る方にも分かりやすく、親しみやすい内容を心がけてます!ほぼ週イチ更新。^^;
去年の夏に大英博物館でやってた日本のマンガ展↓でも、大友克洋らがマンガ化した「不思議の国のアリス」が起用されてましたよ。アリスって普遍のテーマですよね♡