パディントン駅が完成した1854年は、ヴィクトリア時代まっ只中。大英帝国最盛期の後半にあたるので、とても贅沢に作られてる感じ。
機能性を兼ね備えながら装飾的にも凝ってて、いつもアチコチ見ながら感心しちゃいます。
GWR(グレート・ウェスタン鉄道)のチケットオフィス入口も、美しいディテールだし・・・。
柱と天井をつなげるアーチにも、優美なデザインが施されてます。
とくに目を惹く立派なバルコニーがあるのは、ヴィクトリア女王のために用意された待合室。でも今はPCR検査会社に使われてて、時代を感じますねぇ、、、
(^▽^;)
そしてパディントン駅と言えば、この1番線プラットフォームに掛かった時計の近くにいる、この人(?)~~。
もうすっかりお馴染み、熊のパディントン像!
数か月前この駅に来た時は、この周辺が工事中で10番線あたりに一時移動させられてたけど。今はまた1番線に戻ってきてますよ♪
隣には本の形をしたパディントンのベンチと、記念プレート。
そして↑こちらのショップ&フードホールの中に入ると・・・。
入ってすぐ左側には、子供連れや観光客に大人気のパディントン・ショップ!
お客さんに「ハロー」と挨拶してるようなパディントンは、実写映画で使われたキャラそっくり。エリザベス女王とのショートムービーで共演したのも、このデザインのキャラでしたよね~♡
新デザインのマグカップは、ユニオンジャックと合わせて英国らしさを強調していますね。
割れ物を持って帰るの、ちょっと、、、という向きにはコットンのエコバッグもあるし、
Tシャツも色々。右側のワンポイントは、最初どこがパディントンなのか分からなかったけど・・・。
確かにパディントンでした!めっちゃ控えめ~。笑
そしてパディントンと言えば、マーマレード・サンドでしょ!?これはクリスマス用オーナメント。
レジ横にあったやや大きめの置物は、昔のアニメで使われたキャラクターデザインのパディントン。しかも帽子のてっぺんや足元に硬貨を入れる細長い穴がある、チャリティ募金箱でした!
もちろん支援しているのは子供たち。これは小児医療研究のチャリティー団体への募金箱です。
お店の一角には、作者の故マイケル・ボンドさんと初代ぬいぐるみパディントンの写真が飾られていました。
ボンドさんは戦時中、子供たちだけで疎開するためパディントン駅から列車に乗り込む光景に遭遇。
その子らが身分証を首から下げ、親元を離れる不安でいっぱいの表情が忘れられず、のちに熊のパディントンを生み出す事につながったそうです。
子供たちが、平和で健やかに過ごせること。
そんな願いが込められているパディントン。愛され続ける理由は、可愛いだけじゃないんですね!
(#^.^#)♡
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