イギリスはクリスマス以降の1週間で、2つの暴風雨に襲われていました。
倒木や家屋損壊による死傷者が出たり、洪水による線路分断やトンネル浸水も各地で発生。年末にはイギリスとフランスやベルギーをつなぐ鉄道ユーロスターが全運休となって、多くの旅行者が足止め状態で年越ししたそうです。
本当ここ10日間ほどは雨と暴風が相次ぎ、とくに雨量はハンパなく全国各地で今も洪水被害が続いてる状態。
しかも今になって、ようやく政府が緊急事態宣言、、、遅すぎる対応に非難ゴウゴウです。
今朝の時点でなんと240ヵ所で洪水警報、また304ヵ所で洪水注意報が出ています。もう多すぎて地名が見えない。(以上2点の画像は拝借)
もちろん元日に日本で起こった能登地震などに比べたら、これくらいで天災騒ぎなんか出来ないけど、、、地球の温暖化・気候変動の加速で、こうした大雨や長雨は今後もさらに増えそうです。
来週なかばにアテネへ行くX君は、温かい好天を期待して内心ウキウキ(?)。でも近年は毎夏ギリシャやスペインなど南欧では山火事が絶えないし、日本だって私の子供時代は40℃なんて気温あり得ませんでした。
そういう猛暑も、今回の大雨による洪水なども、コインの裏表なんでしょう。
さて久しぶりに今日は1日中ずっと雨が降らなかったので、スーパーへ買い出しに行ってきました。
野菜や牛乳など、足りないものを買って・・・ワイン売り場に行ったら、X君がマブダチのように話が合う店員氏がいました。
当然その2人で長話を始めたので(笑)、私はいつものように雑誌売り場で時間つぶし。
今回は猟犬専門誌「ガンドッグ」じゃなく、ややハイブロウ系「モノクル」を手に取ってみたら。
巻末記事で、クリスマス&ニューイヤーに相応しいケーキの有名店として、5カ国・5店を紹介。
その中の1つが、東京のフランス菓子老舗「コロンバン」!
記事の冒頭では、日本では(イギリスで伝統的な)洋酒に浸けこんだドライフルーツのどっしりしたケーキじゃなく、ふわふわスポンジにホイップした生クリームと苺のケーキが好まれていることを紹介。
その始祖とされているのが、この「コロンバン」創業者となった元・宮内省大膳寮員の門倉国輝。
彼がフランスでケーキ修行をし帰国する頃、1919年には日本で苺のハウス栽培が始まったり、中沢乳業が米国からホイップクリーム製造機械を導入したり・・・が重なったことも言及。
そして16世紀からポルトガルの影響で長崎で継承されてきたカステラを基礎として、日本独特のケーキに発展した。という、日本の洋風ケーキ黎明期を簡略に説明してました。
正直なところ、私は今まで知らなかったので「へぇ~」と感心しちゃったし。。。
日本で育った私にとっては、普通にクリスマス・ケーキとして「美味しそう♪」としか思わないけど、イギリス人には「クリスマスにこういうケーキって何故?」と疑問が湧くのかも。
それにしてもこんな写真を見たせいで、久しぶりに日本のケーキを食べたくなってきました。次回ロンドンに行ったら「WA Cafe」でも寄ってみようかな?!
(*´ω`*)
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