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エロスとピカソと岡本太郎!?


キクラデス美術館で入場券を買ったら、受付の人から「最上階までエレベーターで行ってから順番に階下へ行くと見やすいよ♪」とご親切なアドバイス。

マリア・カラス博物館でも同じご助言を頂いたし、確かに足が疲れなくてイイですよねー。
オッケー☆⌒d(´∀`)ノ



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さて最上階は古代ギリシャ神話などから始まります。

今までアテネでは沢山の博物館&美術館に入ってきたので、ちょっと復習ノリ?まあ見た事あっても速攻で忘れてるから(爆)、ほぼ順番に見ていきます。



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この日はバレンタイン・デーだったし、エロス君を比較的じっくりと。

ギリシャ神話のなかで彼はアフロディーテの息子で、愛の神。のちにローマ神話でのヴィーナスの息子クビド(キューピッド)に引き継がれてます。



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でもエロス君は少年というより青年という感じ?それともイタズラ好きのティーンエイジャーかしらん。



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キューピッドに近い幼児体型の像も残ってるものの、、、



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青年くらいの姿で描かれてる遺物のほうが多いんですねー。

私ならやっぱり、恋の矢を放たれるんだったら可愛いキューピーちゃんの方がいいなぁ♡ 小さな矢がチクッと胸キュンだけで、あんま痛くない気がする。笑



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他にもキクラデス文明以外のものは既視感ある物が多いため、サクサク見て進みました。

でも今回「えっ、そうだったの?!」と驚いたのは、シンポジウムの語源。



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シンポジウムはギリシャ語シンポシオンが起源で・・・そのシンポシオンとは上流の人々が集ってお酒を飲みながら語らい合うこと。

食べ物や音楽など余興もつきもので、詩を詠んだり哲学を語るいっぽう女性アテンダントも交えてお色気ゲームしたり、という教養サロン的であると同時に享楽要素もあったんですね~。

てことは、

夫「明日からシンポジウムで出張だから」
妻「どうせ接待で遊んでくるんでしょ」
夫「ぐふふっ♪」

と言うのは、ある意味正しいシンポジウムだったりする?
(;・∀・)

そして階下に行くほど昔に遡ります。なんたってメインは古代ギリシャより昔(新石器時代から青銅器時代初期)のキクラデス文明だもの、なるべく多くの人がアクセスできる地階にあるんでしょうね~。




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これはキクラデス諸島じゃなく、もっと東のキプロス島からの偶像で、、、めっちゃ可愛らしい丸顔♡ 紀元前3900~2500年と言われてるんだけど、サンリオキャラに通じる可愛さでしょ?
( *´艸`)



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カワイイと言えば、動物シリーズも見逃せませんね♪



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たとえばミニチュアのイノシシ2頭は、中に玉が入ってて振ると音が鳴る玩具ガラガラ。こうしたミニチュア動物や玩具などは、棺の中から発見されたそうです。

じゃあ赤ん坊や子供は・・・と思うと、ちょっと切ない。



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この動物たちも、下の画像に続く金や貴石の宝飾品も、古代キプロスにおける葬送アイテムの一環です。



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中には墓荒らしドロボーたちによって、石だけ取られてるのもありました。



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↑上のネックレスはほぼ完全に残ってるけど、下のブレスレットかブローチかスカーフ留めみたいなのは、石だけ取られてますね。

昨今は金が高騰してるけど、当時はそこまで狙われなかったのかな?それともバチが当たりそうで全部は遠慮したとか、、、なーんて謙虚な人だったら、そもそも盗掘しないか。
(;・∀・)


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アッティカ(アテネを含む地方)の馬が取っ手になってる蓋つき容器は、紀元前750年頃と新しめ。ぐっと洗練されてるなーと感心したり。



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これも同じ時代のアッティカ遺物で、6頭の鹿に牙をむくライオンの筈なんだけど、、、



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ライオン、ヘタウマ過ぎないか?!爆 それとも古代の漫画家さんだったのかな。
( ゚∀゚)アハ



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一方こちらはアッティカの西北にあったボイオーティア地方で、紀元前6世紀くらいの女性像たちですが、、、「あっ太陽の塔だ!」と思っちゃったのは、私だけかしら??



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と、キクラデス文明に辿り着くまでに色んなもの見てたので、本命カオナシ(←違う)たちの印象しか残ってません。てかこの大理石彫刻群は、やっぱりインパクト強烈です!



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乳房があるから女性像だし、子孫繁栄とか豊穣のシンボルかしら・・・てことは、日本の土偶にも共通してるわねぇ。

と早速ググって土偶の画像や概略をX君に見せたら、かなり感心してました。今のところ発見されたうち日本最古の土偶は1万3千年前、てことは紀元前3000年前のキクラデスより1万年も昔なんだから、勝った~!?爆



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というキクラデス美術館、最後は出口近くのショップもチェックしときます。隣にはカフェも併設。



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今しがた見たばかりの大理石像レプリカや、それをモチーフにしたアイテムが色々。



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書物コーナーにも専門書から絵本まで、関連書がいっぱい。中にはピカソがこれら古代アートから、いかに影響を受けたかってテーマの本も数種ありました。



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そっか、ピカソも古代文明アートから影響を受けたのか~。じゃあピカソに影響を受けたという岡本太郎の太陽の塔が、あの女性像たちに似てても不思議じゃないわけだ!ってストンと納得。

決して大きな美術館じゃないものの、エロスもシンポジウムも興味深かったし・・・来た甲斐あったと思います~♪
(*´▽`*)


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by londepa | 2024-02-26 17:37 | X君のアテネ実家にて | Comments(0)
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お気楽ごくらく♪ロンドン&カントリーサイド半々の暮らしぶりを綴ります。


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