ここ数年は、ほとんど話題にしなかったけど・・・12年前に大腸がんステージ2だった私は、今でも何かあると「えっ再発?!」と怯えてしまいます。
最近もちょっと気になる事があって、お医者さんに行ってきたばかり。それについては、後述するとして。
寛解まで5年間の闘病記は、↑ここが始まり。(まとめて読みたい方は、カテゴリの「ガン?がんばっ!」にて)
イケメン主治医ジェンキンス先生ってば素敵な笑顔で「たぶんキーホール手術で済むと思うよ♡」と言ったけど、実際に始めてみたら予想以上に患部が大きくガッツリ開腹するわ、ICUで目覚めたらストーマ(人工肛門)でその後の半年間めっちゃ大変だったわ、、、
でも当時はAちゃん&リリーちゃんと一緒に住んでたし、Fちゃんの助力でE君も来てくれたし、週末デートの仲だったX君もふくめ退院後も皆が支えてくれて。
ほぼ毎日、退社後にお見舞い来てくれたAちゃん。個室だったので自宅のように寛いでる?笑
退院する日に、日本から来てくれたE君。リリーちゃんは自宅療養中ずーっと添い寝してくれました♪
その後は抗がん剤ゼローダを服用しつつ職場復帰。猛烈な倦怠感で居眠りどころか、爆睡してキーボードに頭から撃沈しそうになりながら働く日々が続きました。
そしてジェンキンス先生への熱い片思い(←命を救ってくれる主治医が「白馬の王子様」に見えちゃう患者って多いらしい~笑)を心の支えに?5年間の経過観察後、寛解オールクリアを告げられた日の喜びといったら!
あの日の嬉しさは、今でも鮮明に蘇ります。
(´;ω;`)ウッ…
そんなガン闘病の日々も、だんだん遠くなりつつある今ですが・・・どこか具合が悪いとすぐ「えっ?またガンかな?!」と再発・転移・新規を疑っちゃうのは、たぶん経験者アルアル。
たとえば食後ちょっと胃が痛ければ胃ガン?頭痛が続けば脳腫瘍?もちろん既往歴のある大腸に関しては腸ナーバス、もとい超ナーバス!という具合。
なにしろ私の場合は「最近なぜか下痢が続いてて変ねぇ、過敏性腸症候群かしら~」とお気楽に医者さん行ったら、既にステージ2のガン。初期~中期だと殆ど自覚症状ないうちに進行しちゃうのがガンの怖さ、と思い知らされてます。
だから最近、ある症状が続いて変だなぁと思った時も、やはり真っ先にガンの不安がつのりました。もちろん速攻でGP(General Practitioner、イギリス国民医療の窓口的な総合診療所)に予約!
なかなか予約が取れないことで悪名高いGPながら、ガン既往歴があることを強調したせいかやや優先してくれたような?医療過誤のクレームされたら困る、などの諸事情もあるんでしょう。
その症状というのは婦人科系のものだったので、具体的には書きませんが・・・診察および検査(血液など3種類)して、どうも加齢に伴うものだろうってのが当面の診断。
(;´д`)トホホ
ともあれ症状を改善するクスリを処方してもらったので、奏功するか様子見です。もし良くならなかったり別の症状なども出たら、GPが総合病院での専門的検査へと繋げてくれるのがイギリス国民医療(NHS: National Health Service)の段取り。
医療費まるっとタダだし、60歳以上は処方薬も無料でありがたい反面、自分で「▲▲病院の▲▲科に行こう」と決められない点は、ちょっと歯がゆく感じることも。
医療費の支払いが生じるプライベート医療機関なら自分の判断だけで行けるけど、そっちはケタ違いに高額。会社で団体医療保険に加入している人(←以前の私はこのケース)、または完全自腹なら金銭的余裕がタップリないと難しいのが現状です。
でも最近はNHSも緊縮財政でなかなか精密検査にこぎつけず、待ちきれずにプライベート機関を利用する人が増えてるそうです。例えばMRIなら安いクリニックでも1回400ポンド(約77,000円)、高ければ1000ポンド(20万近く)なんてのも。
その後の治療も続けると膨大な金額になっちゃうけど、とりま検査結果だけは早急に入手して、改めてNHSで治療という流れもあるそうです。命はお金に替えられないのも真理だし、どこまで待てるか急ぐかのバランス見極めも重要ですよね。
ところで血液検査だけは予約がなかなか取れず、昨日やっと採血してもらいました。便潜血検査と体液(なにせ婦人科系w)検査は異常ナシだったから、腎臓機能と腫瘍マーカーを調べる血液検査もクリアして欲しいけど、、、
とにかく不調があれば、迷わず医者へ!
退社するまで20数年間も、国民医療費を天引きされてた事だし・・・今後も堂々とお世話になろうと思います~!
v( ̄Д ̄)v イエイ
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