昨夜は、もしかして20~30年ぶり?!くらいに映画「ローマの休日」観ちゃいました~♡
1953年の公開当時まだ24歳だったオードリー・ヘプバーンの輝くような美しさ、甘いマスク+長身の美男ぶりながらコミカルな演技もサマになってたグレゴリー・ペック主演の名作。
でもこれを観ることにした理由は・・・その前夜、これの脚本を書いたダルトン・トランボの評伝映画を観たためでした!
「Trumbo(邦題:トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」。
映画「スパルタカス」や「ローマの休日」など優れた脚本を書いた一方で、政治的思想のため「赤狩り」という迫害と闘ったダルトン・トランボの実話です。
冷戦時代アメリカ映画界も巻き込んだ赤狩りについて少しは知ってたけど、公平を求める社会主義思想のために人生を大きく左右された人たち(自殺者まで!)の1人がトランボ。
後年その功績が認められ、名誉を取り戻したシーンも感動的で・・・すっかり彼に心酔した私たち。「ローマの休日」を探したら、ちょうどキャッチアップ配信のAll4でやってた!というわけ。
( ´∀`)bグッ!
それにしても最近は夕食後、観たいTVドラマシリーズが少なくてヒマ。目ぼしいのは観終わっちゃったし、新シリーズはまだ始まってなかったり。
もとより我が家は、TV視聴に義務付けられてるTVライセンス料(ほぼNHK受信料に近いもの)は払ってるものの、有料チャンネルはサブスクしてません。
だから地上波放送の他は、無料デジタルネットワーク(FreeView)、またはBBC他がやってるキャッチアップ無料配信から選ぶんですけどね。「今日はリアルタイム放送で面白いのないなぁ」って日はキャッチアップ配信で、映画かドキュメンタリーを観ることが多いんですよ。
最近そういうキャッチアップ配信で観て良かった映画は、他にも幾つか。
ケイト・ブランシェットが「シャーロット・グレイ」で演じたのは、英政府によって第2次大戦中ナチス占領下のフランスへ送り込まれ、仏レジスタンス活動グループに協力した女性という役柄。
もし彼女じゃなかったら、ありがちな戦時中ラブロマンス映画になったかもしれないストーリーだけど、さすが!という演技と存在感でした。
トム・ハンクス主演のコメディだから期待したけど、全体的な感想としてはやや物足りなさが残った「王様のためのホログラム」。
でもその数日前に、たまたまBBCでサウジアラビアの最有力者といわれるモハメド・ビン・サルマン王子のドキュメンタリー番組を観たので、その背景がリアルと重なって興味深かった!
このドキュメンタリー番組の中で、彼が国王に同行して米国を来訪し当時の大統領トランプと会談し意気投合(てか利害の一致)!
それ以降も外交的にはマブダチぽくて、↑2019年の大阪G20サミットでも旧交を温めてるわ、つい最近も大統領選挙活動中のトランプが王子と話し合ったことも報じられてます。
そんな背景(米国とサウジアラビアの関係)が、映画とオーバーラップしちゃいましたねぇ、、、
(;・∀・)
でもコメディ映画としては、ちょっとブラックな犯罪コメディ「レジェンド・オブ・バーニー・トムソン(邦題:バーニー・トムソンの殺人日記)」が面白かったです!
主人公ロバート・カーライルが軽妙に演じたダメ男もさることながら、悪役ギャング等が多いレイ・ウィンストンが冴えない刑事だし、貴婦人から怪女まで演じちゃう実力派エマ・トンプソンの毒母ぶりも凄い!
ところで先日、BBCウエブサイトのご意見ご希望コメント欄に、この映画が観たいんですけどぉ~ってリクエストしてみたんですよ。
Fちゃんが送ってくれた、ちょい古の週刊文春で読んだレビューが良かった「ファースト・カウ」。
そしたら、自動応答でこんなメールが。
BBC Audience Services - Comment Case number XXXXXXXXXXX
Thank you for taking the time to send us your comments. We appreciate all the feedback we receive as it plays an important role in helping to shape our decisions.
This is an automated message (sorry that we can’t reply individually) to let you know that we’ve read your comments and will report them overnight to staff across the BBC for them to read too (after removing any personal details). This includes our programme makers, commissioning editors and senior management.
Thanks again for contacting the BBC.
BBC Audience Services.
ザックリまとめると「ご意見どうもありがとう、各部署に伝えます。個別に返事できなくてゴメンよ」という自動応答。まあ番組への批判や感想を書いたわけじゃないし、もともと個別の返事は期待してません。
でもいつかこの映画がBBCで放映されたら、思わず「ムフッ」となっちゃう気がします~~♪
( *´艸`)
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