イギリスではラナービーンズ(Runner Beans)と呼ばれてる、ベニバナインゲン。
日本では熟した豆(花豆・白花豆)を煮豆や甘納豆で食べるのが一般的だけど、イギリスでは若いサヤのを丸ごと料理するほうが多いんですよ。
味はまぁインゲンが巨大になったような感じで、調理時間は長くなるものの違和感なく食べれます。夏の後半は旬だから栄養価が高いし安いし、使わない手はないでしょ!?
もちろん色も、普通のインゲンと同じく緑色。
だから初めて、紫色のを見てビックリしました~~。
Σ(・ω・ノ)ノ!
しかもスーパーや八百屋さんじゃなく、ナショナルトラストの菜園で無人販売方式だったもの。
エイヴベリーで巨石群をはじめとする遺跡を散歩して、そこで草をはむ羊ちゃん達に癒されまくった後・・・もう少しウォーキングしたかったので、同敷地内にあるマナーハウスの庭園へ。
アガパンサスやヒマワリは花が終わり始めてたけど、ダリアはまだ花盛り。ビビッドカラーが綺麗だね~♡
しかし花より団子の私たち。ハーブガーデンの見事なセージに心躍らせたり、タイムやオレガノの葉っぱをクンクン嗅いだり。笑
そしてハーブガーデンをアプローチにして続く、キッチンガーデンにも入りました!
パッと見まるで先ほど眺めてた、花壇の延長みたいだけど、、、レッキとした菜園。こうして花を一緒に植えることによって、害虫駆除と受粉率アップの相乗効果があるんだそうです。
↑こちらから一部抜粋しますね:
「花粉や花蜜をたっぷりつける花を食用植物と一緒に植えると、殺虫剤を使わずに害虫駆除ができ、授粉率はアップし、しかも畑の色彩が華やかに。」
そういえば私の母方祖父母は農家で、畑に野菜や果物だけじゃなく菊やコスモスやヒマワリなんかも植えてたなぁ~。ただ鑑賞のために植えてたのじゃなく、そういう知恵の賜物だったのね!
(*´ω`*)
緑と紫のコントラストが美しいラディッキオ。
もっと鮮やかな赤や黄色で見てるだけでもビタミン吸収できそうな(笑)スイスチャードは、スイスなんて言うくせに地中海原産。「不断草」や「うまい菜」なんて和名もあるようだから、日本でも知られてきてるかな?
ズッキーニやカボチャも元気一杯だし、リンゴももうすぐ収穫できそう。
そして可愛いスイートピー♡ と思ったら、ラナービーンズ。これは一般的な緑色の実がなる方ね。
もうすぐハロウィンで活躍しそうな、大きなカボチャも見れて満足・満足・・・じゃあ最後にボランティアさん達が収穫した、本日のお裾分けコーナーへ!
すでに先客の子供連れファミリーがいたので、私たちも次に続きました。
ラナービーンズやジャガイモ、ラディッキオにビートルートを選んで、備えつけの紙袋の中に。
そして任意の金額を、この募金箱に入れるというわけ。新鮮なオーガニック野菜を分けてもらった代金は、ナショナルトラストの運営資金になるんだから一石二鳥ですよね!
( ´∀`)bグッ!
庭園を出るときには、お庭番のワンコ(?!小屋の中にちゃんとヒトがいますw)にもご挨拶して♪
早速その晩、紫色のラナービーンズを食べてみる事にしました!
柔らかくなるまで茹でたら・・・。
緑色になって、2度めの驚き!その代わり茹で汁は、黒いくらいの濃ゆい紫色だったなぁ。
せっかくのポリフェノールを逃がさないためには茹でるより煮て、煮汁ごと食べるのが効率的なのでしょう。次回のために憶えとこう!
( ..)φメモメモ
メインはサーモン。副菜に茹でたジャガイモと、かつて紫色だったラナービーンズ。
すっかり緑色に先祖返りしちゃったと思ったら・・・中から出てきたヤング花豆が、ほんのり紫色。たぶん濃ゆいパープルの茹で汁で染まっちゃったのねぇ。
おかげで少しはポリフェノールの恩恵にもあずかれたかな?と思ったりして、いろいろ学びの多い紫ラナービーンズでした!
!(^^)!
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