例年8月下旬~9月に入ったとたん、初秋のような気候になるイギリス。でも日中はまだ寒いってほどじゃないし、なるべく外を歩き回るようにしています。
近所の商店街や運河沿いなら徒歩で行けるけど、少しドライブして最寄りのナショナル・トラスト所有地エイヴベリーへ行く事が多い私たち。
ストーンヘンジよりも古いという環状巨石群の古代遺跡を歩いたり、そこで草をはむ羊ちゃん達に癒されたり、マナーハウスの庭園を鑑賞したり、菜園で採れた野菜の無人販売をチェックしたり・・・というのが、いつものパターン。
でも先日は、併設ギャラリーに展示されてた絵も見てみました。ここは展示内容をたまに替えるので、この絵というかスケッチ画を見るのは初めて。
オリジナルではなく複製を拡大プリントしたものだけど、1720年代にこのエイヴベリーを描いたもの。300年も経ってるのに、風景があまり変わってなくて驚きました。
ウィリアム・スタッケリーという歴史学者が、エイヴベリー滞在中に描いたのだそうです。
現在とちがうのは、巨石の周辺にもっと木々があった事と、人びとの服装くらい。笑
昔はユネスコ世界遺産なんてなかったし、勝手に石を削って持ってって私用に使う人もいたそうだから、今よりも石が多いね。
巨石群以外の農地も、今と同じような風景。目立った違いは、道が整備・舗装されてクルマが走ってるところかな。
ここに描かれているシルベリー・ヒルは、紀元前2400年ごろ造られた人工の丘。これも巨石群と同じく、ユネスコ世界遺産の一部になってます。
もちろん今も残っているけれど、風雨でちょっと削られたような?
描かれた絵が大きさを誇張したのでなければ、やっぱり低くなってるように見えますよね。それでもヨーロッパに現存する古代モニュメントとしては、最大サイズらしい~。
人間が埋葬された痕跡がないので、古墳じゃないのも興味深い。4500年前に何のためにこの人口丘を造ったのか明らかじゃありません。塔などの高層建築を建てる技術がなかった時代の、見張り台かしら?
片隅に置かれてるのは、19世紀の棺台車と・・・。
お絵描きコーナー。「さあ君もウィリアムさんのようにエイヴベリーを描いてみよう!」と書いてありました。
そう誘われたからには、挑戦するっきゃないでしょ!とロンパラ画伯、参上~~。
巨石群と羊ちゃん、上手に描けた(?)のでサイン入りです。
さらに誇らしく展示しときます。
( ̄∇ ̄)どや!
敷地内にあるセントジェームズ教会も、13世紀からある古いもの。
17世紀に鐘楼を吊ってた木枠なんかも、置いてありますが、、、この日はアートづいてる私?!
英国教会の教会なら殆どどこにも設置されてるお子様プレイエリアに、ハサミやクレヨンがあったので・・・可愛らしいウサギちゃんを作ったら、それを見つけた子供が喜ぶかなーと♪
そう、やる事はオトナゲなくても気持ちはオトナですから!爆
出来上がったウサギちゃんは、兎っつーよりピカチュウみたいだけど、、、、
これはコレで、イマドキの子供に受けたりしてね?!爆
(≧∇≦)♪
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