バズコットパークの屋敷は今もファリンドン男爵家の住宅でもあるため、公開してるのは一部だけ。だから彼らのプライベートな生活圏(寝室、浴室、ワードローブ、キッチン等)は見れません。
でも公開している部分は、まるでアートギャラリーみたいな見応え。
じゃあ出し惜しみせず、初手からレンブラントどーん!
1650年代に描かれた肖像画で、レンブラントのパトロンだったヤン・シックスの兄ピーター・シックスだそうです。
でも圧倒的に多いのは、18~19世紀の英国アーティストの作品。これはエドワード・バーン=ジョーンズ。眠れる森の美女として知られる寓話をテーマに描いた4連作が、この部屋に並んでいます。
連作のタイトルは、グリム童話で使われた題名「ブライアー・ローズの伝説」。
4作品とも見事にみーんな寝てます。アフタヌーンティーや食事の後このサロンで寛いだら、やっぱりウトウトお昼寝したくなりそう。
( *´艸`)
バーン=ジョーンズ作品ほどの規模じゃないけど、他にもラファエル前派のミレー、ワッツ、ロセッティなどを集めた部屋もあります。
この部屋での主役級は、ロセッティの美しい「パンドラ」♡
こちらは左から順番にジョシュア・レイノルズ、フレデリック・リチャード・セイ、再びジョシュア・レイノルズの絵。
セイさんは19世紀半ばに肖像画家として活躍した人だけど、レイノルズは18世紀イギリス画壇を代表するひとり。王立芸術院の初代会長でもあり、ロンドン・ピカデリーの同院前庭で人びとを出迎える銅像にもなってます。
これもレイノルズで、コヴェントリー公爵夫人バーバラさんの肖像。さすが英国ロココ期を代表するだけあって、ロマンチックに描かれてますよね!
この部屋には、他にもトーマス・ゲインズボローやアンゲリカ・カウフマンなど。
次は写真いろいろ、第3代ファーリンドン男爵チャールズ・ヘンダーソン中心です。
手に何かを持ってるのが男爵で、その子供たちや伴侶など。そして彼が手に持ってるのは・・・。
エリザベス女王から授かった勲章。他にも勲章があるけど、いちばん大きいやつね!
叙勲とは別の機会らしいけど、これも女王陛下といっしょ。後ろにいる男性は先ほどの写真にも写ってたから、たぶん息子でやがて第4代を継ぐ人じゃないかな。
王室といえば、もちろんダイアナ妃も!
ダイアナ妃に時間でも訊かれたのかしら?(まさか高級腕時計を見せびらかしてるワケじゃないよねw)
他にも絵画や美術品など、お宝ザクザク。てか多すぎて、全部チェックする気力・体力・時間とも尽きちゃいました。笑
とにかく今年は公開時期が終わったし、また来年・・・春か夏に再訪したいと思います~!
(*´▽`*)
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