人気ブログランキング | 話題のタグを見る

書斎とダイニングルーム☆彡


東インド会社で財を成した人が18世紀に建てた、バジルドン・ハウス。でも戦時中政府に接収されすっかり荒廃しちゃったのを買い取り、25年間かけて元の姿に修復したのは第2代アイリフ男爵エドワード・イリフと奥さんレネ。

バーミンガムやコヴェントリーなど幾つかの地方新聞社を擁し、また全国紙デイリーテレグラフ株主の1人でもありました。



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_21270391.jpg

書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_21272392.jpg


でもそんな彼の書斎はややチンマリ小さめで、最初ちょっと意外な気がしたけど・・・考えてみればオフィスに書物も資料も沢山あるもんね!

てか、自宅にいる時くらい活字から離れたかったかも。
(^▽^;)



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_21315696.jpg


デスクの上に飾ってある写真は、この書斎にいる彼の姿。その前に置いてある、赤い小皿も日本製でした。



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_21334816.jpg


1875年~1899年に日本で作られた、軟質磁器とのみ表記されてました。



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_21325731.jpg


直径12センチくらいの小さいお皿、何に使ったのかなぁ。書類のクリップとか、袖から外したカフス置き?まさか灰皿代わりとか・・・なんて想像しちゃいます。



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_21462952.jpg


次は階段を上って、上階にある部屋へ向かいます。



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_21475050.jpg


でも階段の手前にも、箪笥やピアノや色々。



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_21491261.jpg

書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_21514034.jpg


ここにも日本の焼き物が、センスよく飾られてました。1800年代の伊万里だそうです。



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_21505190.jpg


そして階段を上って、最初に入ったのはダイニングルーム。



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_21522788.jpg


15人掛けのセッティングをしても、まだスペースたっぷりの広さ。そして何より、麗しい~。



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_21555541.jpg


この華麗なインテリア、なんか見覚えあるなーと思ったら・・・アダム様式とかAdamesque(アダムスク)と呼ばれてて、ロバートとジェイムズのアダム兄弟が流行らせた新古典主義の装飾センス。

ロバート・アダムと言えば、私たちがロンドン西部に住んでた頃よく行ったオスタリーパークの屋敷をデザインした人。それで既視感あったのね~、納得!(他にもサイオンハウスや、バースのパルトニー橋なんかも代表作)



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_23231383.jpg

書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_23234084.jpg


セッティングされた食器やカトラリーは、男爵夫妻が普段使いしてたもの。

葉っぱがアクセントのお皿はメーカー名が記載されてないものの多分リッジウエイ社と推測されてて、製造年だけ裏に「1883年」と記されてるそうです。

グラス類やワインのデカンターなども、18世紀~19世紀のもの中心。



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_23300112.jpg

書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_23324559.jpg


ここも2005年作キーラ・ナイトレイ主演「高慢と偏見」の撮影スポット。ロンドン中心からでもクルマで1時間半という距離だし、他にも色々な映画やドラマに使われているのに納得ですねー。



書斎とダイニングルーム☆彡_a0123372_23374295.jpg


そして次に入ったのは・・・ここで私が一番、ビックリした部屋!!!
Σ(・ω・ノ)ノ!

ちょっと尋常じゃないマニアックな部屋については、また次回を乞うご期待です~~♪



*********************

日も読んで頂いてありがとうございました!

↓ ランキング応援クリック、よろしければお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村








by londepa | 2024-10-20 23:42 | 外出&お散歩 | Comments(0)
line

お気楽ごくらく♪ロンドン&カントリーサイド半々の暮らしぶりを綴ります。


by londepa
line