高さ5メートルはありそうな、大きなモミの木に出迎えられたのは・・・。
627年創設、およそ1400年の歴史があるヨーク・ミンスター。
11世紀にデーン人に壊されたり、再建したと思ったら12世紀には火事で焼けちゃったり、、、で今あるゴシック様式の建物は、14世紀に建て始めたもの。
英国国教会で最高位のカンタベリー大主教の次にエライっつう、ヨーク大主教さんのシマで・・・いわば英国国教会で2番目に重要なステータスを誇ってます。
だからもちろん身廊、チャペル、合唱団席、ステンドグラスなどなど見どころ満載なのですが。
でも今はクリスマス時季だから、やっぱりコレでしょ!のツリー展示。今年もチャプターハウス(Chapter House 参事会室)を中心に、沢山の公共団体&民間企業が参加していました。
ツリーを担当した団体名が、それぞれのテーマなどとともに掲示されています。多くは学校、施設、チャリティー団体だけど、地元企業も参加しています。
かっこいいアズマ君や蒸気機関車の模型が飾られてるツリーは・・・。
もちろんLNER(ロンドン・ノースウエスタン鉄道)。私もロンドン・キングズクロス駅~ヨーク駅間に利用してるから、めちゃめちゃ親近感あります!
既成のオーナメントも綺麗だけど、やっぱり手作りのは感心しちゃいますね。細工のアイディアや出来栄えだけじゃなく、込められたメッセージにクリスマス・スピリットを感じます。
これはホームレス支援チャリティ団体のもの。
Anyone who has ever struggled with poverty knows how extremely expensive it is to be poor... 極貧に追い詰められた経験のある人は、貧乏であることがどれだけ贅沢か知っている・・・ううっ深い。
聖堂内の数か所には、こんなツリーも何本かありました。テーブルの上には白紙の短冊と鉛筆が置いてあり、参拝者が思い思いの祈りや願いを書いてツリーにさげるもの。七夕の短冊や、神社の絵馬みたいなノリでしょ。
神社仏閣教会神殿などを参拝して、お祈りや願い事を献じるのって万国共通なんですね~。私も1枚、しっかり日本語で書いたのをツリーにさげてきましたよ。
子供、おとな、老人、疾病や障がいのある人、苦しい境遇にいる人・・・美しい聖堂の中でそれぞれのメッセージや願いを読むと、いっそう沁みてくるのでした!
(´・ω・`)
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