昨日はちょっと変わった場所に行ってきました。ウィルトシャー州南西の方にあって、途中の農村地帯では牛や羊の群れを眺めながら・・・。
のどかな風景に、ほっこり♡してるうちに到着したのが、インバーという村。今は住人がいない無人の村です。
通常は一般人の立ち入り禁止ながら、1年に2回ほど一般公開するらしい。だから昨日は「OPEN」の看板になってたけど、普段この道の先には進めません、
というのも、ここは国防省が所有する軍事訓練場のひとつ。昔は150人ほどの村民が暮らす村だったけど、第二次世界大戦中の1943年に米軍の訓練施設とするため村ごと徴用。全住民が47日内に立ち退きを命じられました。
当初は「半年後に戻れる」と言われたのに、戦後も訓練施設として利用され実現しないまま。もちろん多少の補償金などはあったものの、当時の住民はすでに逝去または後期高齢。もう返還要求もないようです。
至る所に「ちゅどーん」と爆発するイラスト付きで、やたら敷地に入らないよう注意喚起。年末年始の4日間ほど一般公開してるのは、軍隊もクリスマス休暇だからでしょうね。
なんかマインクラフトに出てくるように奇妙な箱っぽい家々は、1970年代に訓練用に建てたコンクリート製。ナンチャッテハウスだから、窓ガラスやドアなんか元々ないみたい。
そのころ熾烈化していたアイルランド紛争、住宅地での銃撃戦に備えた訓練をしたそうです。
村民たちが住んでた家々は殆ど損壊してしまい、今も残っているのは↑この公共建物っぽいのと教会くらい。
ちな教会のほうは今も礼拝や冠婚葬祭など機能しており、この日も教会は見学者にもオープン。この敷地内で唯一、一般人でも入れる建物でした。
この後はウォーミンスターという街に向かったのですが、途中で壊れた戦車があちこちにあるエリアを通過。
訓練でたび重なる爆撃または砲弾を受けてるから、戦車というより戦車のカタチをした残骸ばかり。でも訓練の標的として役立っていそうです。
パッと見、ここに来るときインバー村の外で見かけた牛の群れみたいだけど、どれも戦車の壊れたやつ。
それにしても、こんな所に来るなんて軍事オタクだけかと思ったら、、、意外に私たちみたいに平凡な人達ばかり。ワンコ連れや子供連れファミリーも多く、ほぼ「クリスマス後(子供たちの冬休み)のドライブ&散歩」のノリ。
これは午前中、私たちが到着してクルマから降りた時に撮ったもの。でも見学後クルマに戻る頃には、駐車場は満杯で道路脇の縦列駐車がズラリと並んでました。どんだけ人気なの、、、、まあ年2回の限定公開ってのもあるけど。
どちらにしても気軽なレジャー感覚で軍事訓練場を見に来るなんて、ちょっと違和感ありますよねー。
国王など王室男性の正装はガチ軍服だし、空軍戦闘機レッドアローのカラースモークなんて国家行事どころか、音楽フェスのグラストンベリーなど民間イベントまで飛んでくるし!
やっぱりイギリスは軍事国家だなぁ、、、と改めて感じた日でもありました。
(;^ω^)
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