第2次世界大戦中に村ごと徴用され、いまもイギリス国防省によって軍事訓練地とされているウィルトシャー州インバー村。
年に数日だけの一般公開中も立ち入り禁止エリアが多く、殆どすべての建物に入れませんでしたが・・・例外として、教会だけは入ることが出来ました。
それが聖ジャイルズ教会(St Giles Church)。今ある建物の一部は13世紀に建てられた古い教会で、ここだけは昔ながらの教会として活動を続けています。
音付きでお届けできず残念だけど、このとき鐘の音が高らかに鳴り響いていました。限定期間だけとはいえ、村の通りに一般の人々が歩いているのを喜んでいるような音色。
中は意外なことに大盛況。まあ入れる建物がここだけ、てのもあるかな。笑
またコーヒー紅茶にココアなど飲み物と、絵葉書などのグッズ販売も。教会の敷地内には野外簡易トイレが幾つか並んでたし、この教会がにわかビジターセンターだったようです。
あのゲートの向こうにいる数人は、先ほど外でも聴こえた鐘を鳴らす人たち(ベルリンガーズ)。
あまり上手じゃないものの、イベント感を楽しんでる雰囲気。彼らの中には祖父母や親戚などが昔この村に住んでた人もいるだろうし、色んな思い出がありそうです。
教会の一角には資料展示もあり、戦前のここでの暮らしぶりを垣間見れました。
そして戦時中、事実上の廃村。
村民の1人アルビー・ナッシュという男性は、44年間ここで鍛冶職人をやっていたけれど・・・退去当日に急病で倒れ、数週間後に死亡。
その死亡診断書に医師が記した死因は、「ブロークンハート(心痛、悲嘆)」だったそうです。
つくづく戦争に翻弄されるのは、いつでも市井の人々。
もうすぐ明ける2026年は、平和に暮らせる人が増えますように・・・そう願わずにはいられません。
これを読んでくれた貴方も、どうぞ良い新年を迎えてくださいね!
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