ロンドン・ファッション・ウィーク&アーサーズ・デイ
彼は今回のショーで、Lサイズのモデル3人を起用。その結果「芸術的意見が一致しない」二人のスタッフを解雇⇒その内の一人は日本人スタイリストKURIHARA ERIKAさん。でも彼女の意見では、「モデルがLサイズだから反対したのではなく、3人のうち2人はモデルとしての歩き方が出来ていなかったから」なんですって。さすが国際的に活躍するレベルの人だなぁと感心しちゃった。雇い主にも堂々と意見を主張して、解雇も辞さず・・・かっこいいねえ。
あ、ところでこのBA制服デザイナーは、ジュリアン・マクドナルドです。サンドイッチとクリスプスを手にした、銀髪のパイロットも。ジュリアンにしては地味じゃん、と思うでしょう?ところが・・・
裏地の色がド派手な緋色。地下鉄ピカデリー線車内、↑のスチュワード君の左肘と青いポールの間にあるのが、その裏地です。座席の赤い肘掛じゃないよ。この裏地が、ジャケットの裾やスカートのスリットから、彼らが歩く度にひるがえってチラ、チラとすごく目立つんです。
LFW連日のショーが一通り終わった今日、ダブリンではアーサーズ・デイというイベントで盛り上がっているようです。ギネス・ビールの創始者アーサー・ギネスにちなんだ命名で、まあ商業的なモノだけど。。。1759年9月24日に創業されたギネス、なんと250周年!!!それを祝って大々的なコンサートをやっていて、レイザーライトやカサビアン、エナミーから大御所トム・ジョーンズまで・・・!土曜にはその実況もITVでテレビ放映されるみたい。
アイルランド独自の祝日セント・パトリックス・デイが春にあるけど、アーサーズ・デイもそれに等しい秋の祭日にしたいくらいの気概を感じます。でも宗教的な意味のある聖パトリックスと違って、民間製造業のギネスじゃ祝日までは無理だろうなあ。とはいえアイルランドという国にとって最大の名物というのも否めません、ギネス。