話題のカップル、ラス岬の灯台守ユーレ夫妻


いっぽう灯台守の旦那さん(57歳)は、七面鳥のディナーも奥さんもナシで、クリスマスを6匹のスパニエル犬と共に過ごしました。新年を過ぎてもまだ陸路で戻ることの出来ない奥さんは、友人宅に滞在して天候の回復を待っています。ターキーは冷凍庫の中・・・。
今日の予報では、スコットランドの一部地方は
-21℃
になると言っていました。まだしばらく、帰宅は無理そう。。。
ヘリコプターで灯台に連れ帰ってもらえる選択肢があるようなのですが、奥さんは飛行機恐怖症。頑なに断っているみたい。
何しろ近くの村まで11マイルの陸路、家一件もないようなワイルドな自然に囲まれた場所。こういう岬で灯台守をやっているだけあって、旦那さんも別に焦っていません。「え、ウチの家内?友達んとこで楽しく過ごしてると思うよ。しばらくは帰れそうにないな~。私たち夫婦がクリスマス・ターキーを食べられるのは、もうちょっと先になりそうだねえ」・・・だって。

「食料もドッグフードも充分に貯蔵があるし、特別には問題ないよ。ただちょっと困ったのは、2日前に発電機が壊れちゃってねえ。今、木炭とロウソクで暮らしてるんだ」って、買ってから間もない発電機の故障をグチっていました。電気も通っていない所なんですね、、、
で、その後は木炭も切れちゃって、薪を燃やしているそうです!「薪は沢山あるよ。もっと薪用の木はあるから、なくなったら薪割りしなくちゃな~」。。。ここまでサバイバーな人達じゃないと、こういう職業=ライフスタイルは無理なんだなぁと、とにかく色々驚いたり感心したりしちゃいます。

奥さんも鷹揚で、「いっぱい取材されちゃってビックリよ。どうして皆、ウチの七面鳥のことを話題にしてるのかねぇ?こんな事態はここじゃよくあるし、悪天候の時は座して待つしかないでしょ~」
イギリス全土を襲っているこの寒波、まだ10日くらい続くかもしれないんだそうです。私もここ一週間の通勤には、ほとほと疲弊消耗しました・・・。これが来週も続くなんて~!と途方に暮れて泣きそうな今日この頃。でもこのユーレ夫妻のことを思い出すと、少~し元気が出るような気がします(^-^)
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