一宿一飯(じつはニ飯おやつ付き♪)したYさんちを出て、彼女のクルマで向かったのは・・・この区内でポッシュな街として知られる、マールボロ!
この地名はタバコ銘柄として有名だけど、それは19世紀にフィリップモーリス社がロンドンのグレート・マールボロ通りに工場を作ったから。でも1920年代にアメリカ合衆国で発売するにあたり、本来の綴りMarlboroughから末尾のughを省いてMarlboroにしたそうです。
なーんてトリビアはさておき、しばし街ブラしてから入ったのは「マーチャンツ・ハウス(Merchant's House)」。17世紀に隆盛を誇った絹商人トーマス・ベイリーが建てた邸宅です。
この街が大火に見舞われた後1653年に建設を開始し、1700年には竣工したというから築330年くらい。もっと古い建物も多いイギリスでは超古いわけじゃないけど、長い年月で老朽化したのを修復・復元して一般公開してます。
入口のある地階は大部分が関連ショップになってるので、商人のお屋敷として復元された部分はその上階ファーストフロアから。
受付の横にある大広間は17世紀じゃなさそうだけど、立派な暖炉の上にある神棚みたいなのが印象的で・・・やっぱ人の背丈より上の方って、何か祀りたくなるんだね!笑
ちな同館にある家具類は、ほとんどオリジナルじゃないものの同時代の製品が中心。たとえば↑暖炉前にある鉄のスクリーンはベイリーさん一家が使った物ではないそうです。
家具はオリジナルじゃないのは残念だけど、オリジナルの壁模様と復元した壁模様が見比べられるよう工夫されてます。この部屋も別の壁には復元したシマシマ模様が鮮やかに塗られていました。
ちょうどイースター休暇中の子供たち向けに、ウサギちゃん探しのイベント開催中。こうしてアチコチに隠れてるイースター・バニーを全部みつけたら、お菓子などの景品がもらえます♪
たとえベイリーさん達が使った物じゃなくても、十分アンティークな価値ある家具がいっぱい。眼福、眼福。
こちらはキッチン・ベッド・チャンバー(Kitchen Bed Chamber)と呼ばれる、主寝室。
なぜキッチンのベッド?というと、階下には使用人たちが煮炊きするキッチンがあったから。朝から晩まで火を使うキッチンの真上にあるため、いちばん暖かい寝室だったんですねー。17世紀の床暖。笑
その寝室の真下にあるのが、こちらのキッチン。調理台が白木なのが少々チグハグながら、なるべく当時の調理状況が分かるようになってるんだけど、、、
いちばん驚いたのが、これ!!!
これ何だと思う~~?
ネズミとりーーー。
(≧∇≦)
台座の上に置かれた餌を食べようとするネズミに、木製の重しがどすーん!と落ちる方式。猿蟹合戦の臼みたいな感じ?
こちらはベイリー夫人の読書室。ここの壁も後世のものが剥がされ、オリジナルの模様を復元したものが反対側の壁に。↓
お花とストライプを合わせた、可愛らしいお部屋。読書室と名付けられてたけど、きっと午後のお昼寝もしてたよね~♡
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪
そして一家の主、ベイリー氏の書斎。
さすが絹商人!卓上にソロバンが置いてあった。もちろんこれも彼のじゃないし、そもそも経理士くらい雇ってたと思うけどネ。
(⌒▽⌒)
ひととおり復元されたベイリーさんちをお宅拝見した後は、この建物が近代になってから印刷所などとして使われた歴史や、マールボロという街の郷土史などが続きます。
また一室では、地元出身アーティスト、ジョージ・メイトン(George Maton)の作品を紹介していました。
1817年にマールボロで生まれた彼は、20代になってから幾つかの作品を残しています。どれも地元やその周辺を素朴に描いた、ナイーヴ画と呼ばれる作風。
上の絵に、教会が見えるでしょ?ちょうど私も、Yさんが駐車したとき同じ方向をスマホで撮ってました。
メイトンさんの絵は1800年代半ばで、人々は馬や馬車に乗ってます。今はそれが自動車に代わったけど、街並みはあまり変わらないねー。
こちらは彼が描いたと言われるマールボロ・カレッジ。ここは由緒ある寄宿学校で、キャサリン妃や19世紀に活躍したウィリアム・モリスなど結構セレブな人々の出身校。
エルトン・ジョンの息子さんも今ここで学んでるし、もしかしたらキャサリン妃の子供たちも13歳になったら入学するのでは・・・?なんて噂もあるようです。
街中だから郊外のマナーハウスみたいに広大な庭園じゃないけど、お庭も素敵でした。
この日は23℃くらいのポカポカ陽気に恵まれ、絶好のお散歩日和。
チューリップも嬉しそうでしたよ~♡
(*´ω`*)
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